子嚢菌類多めの探索

 4月になり、新学期が始まり、1週間ほど経過しました。

学生の私には、当然ながらクラス替えと言うものがあったのですが、結果は言うまでもなく…

タヒにましたw

 ここで全て書くと長くなりすぎてしまうのでまたどこかの機会で書いてもよいかなと思います。まぁクラス替えで自分は見事に大外れを引き当てたと言ったところだと思ってくださいw

 

本題に入っていきます。

 今回は友人(値似鷺ではない)との探索です。

友人ときのこ探索!?釣りではなくきのこで!?と思った方もいると思いますが(いない)部活の同期ですね。

当然ながら高校入学後知り合った方ですが、住まいが同じ自治体で近いと言った点でそこそこ仲の良い方です。

 クラス替えで大外れを引き当て、萎びながら部活へ行ったときに、「次の日曜日にAWA7AKEが普段行っているフィールドに連れて行ってよ!」

と声をかけてくださりました。

 

1141504と言わない手はありません。クラス替えでメンタル削られた私を救う天使のように感じました。

 

元々昆虫採集、標本制作が趣味の友人は、都内の警戒心が鬼高い蝶やトンボを全く捕まえられずにいました。私が普段行くフィールド周辺はアオスジアゲハが当たり前の様に水たまりに群がり、近づいても逃げる素振りすら見せないと言ったところ(これは事実)9月くらいからずっと行きたい行きたいと言っていました。

 

とそんな感じで友人と探索に行くことに決定しました。

私自身も昆虫採取は好きなのできのこと同時に色々と探していきます。

撮影したのはほとんどがきのこですが。 

 

コガネムシタンポタケ

最近見つけまくってますw

寒冷地のブナ帯に分布と言われますが、ここは低地寄りのスギ林。3月にこのフィールドで初発見して以来、このフィールド含め、更に低地のスギ林でも見つけています。

今年は当たり年と言ったところでしょうか。

未成熟なものの、友人の前でノリで採取してしまったため、追培養することにします。

 

チャワンタケ属

フクロシトネタケ系ではないと思われる。

 

フミヅキタケ

登山道の入り口付近にある堆肥に大量発生していた。

4日ほど早く来ていれば状態が良かっただろう。

 

ニホンカナヘビ

爬虫類も骨格標本にすると言っていた友人だったが、カナヘビは結局全て逃がした。

 

アカズムカデ

マイマイカブリでもいないかな~と朽木を掘っていると出てきた。

液浸標本にするようです。今思えばよく噛まれずに捕獲できたなぁと思いましたw

 

マツカサチャワンタケ

本日1番嬉しかった発見です。

去年から見つけたかったキボリアキンカクキン属。春にモミの樹下を探したものの見つけられず。1年後にあまり行かないエリアのモミ樹下で遂に発見!

ハンノキ、モクレン、クワとかその辺のキンカクキンよりも先に発見することになるとは…

掘り出すまではスギ黒点枝枯病菌などの可能性も疑いましたが、地中深くに伸びる柄、そしてモミの果鱗と繋がっているのを確認した時は遂に来た!って感じでしたw

 

 

恐らくクヌギタケ属の一種

ややヒダに違和感を感じましたが結局2枚しか撮影せず。サンプルで持って帰ればよかったかもしれない。

 

そして最後はまさかのトガリアミガサタケ。

地図に表示されない林道を通って近道をしていたらいきなり現れておおっ!となりました。

今年は3本しか発見できなかったな~外れ年だったのかなーと思っていましたが、全く想定できなかった場所で典型的な個体を発見!

 

周りに何本も生えている!

唐突な私の興奮に友人はさぞ驚いていましたw

 

枯れた個体も含めると10本ほどありました。

今回はその中から5本採取します。

ちなみに食べられるということを知った友人もすぐ近くでトガリアミガサタケを発見し、採取しました。

おすすめの食べ方は?と聞かれたのでコーンスープやピザかな~と言ったところコーンスープにして食べたそうです。

後日、ご馳走さまでしたとのメッセージが送られてきましたが、味に関する感想は得られませんでしたw

 

ちなみに私はフキの茎と共に煮物にして頂きました。意外と和食にも合うんですね。

 

アカズムカデは翌日、学校で標本にされました。

ムカデ以外にもツチハンミョウ、イオウイロハシリグモ、スジグロシロチョウなど色々と捕獲した昆虫が標本にされていましたがそれらの撮影をほとんどできず、何となく友人には申し訳なくなりましたが、また1か月後くらいに連れて行ってほしいと言われたので、次回は私もきのこ以外に昆虫なども捕獲、撮影できたらいいなと思います。

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