梅雨入り寸前の植林地

あと数日で5月も終わりますね。

今月はなかなか時間が取れず、釣行、探索の回数も少なくなってしまいました。

 

今回は丁度1年前の記事と同じフィールドで、同じような探索をしたいと言った気分だったので、当サイトでは毎度お馴染みの植林地へ行ってきました。

 

ちなみに、4月にこのフィールドでの探索に同行した方も来ています。4月は収穫があまり好ましくなかったようで、5月下旬になったらまた連れて行って欲しいと言われていました。標本用に蝶などを採取するのが専門の彼には、警戒心の少ない昆虫達を好きなだけ採取してほしいところです。

 

さらに3月に大量発見したコガネムシタンポタケが成熟しているであろう時期です。成熟できずに終わる個体も多いと聞くので、大量にあった個体の内、どれほどの個体が成熟しているかも確認したいですね。

 

そして新しく購入したカメラ、Vlogcam ZV 1Fでの本格的な撮影がスタートしました!

そこそこサイズのある種での撮影でしか上手く撮れない感じでしたが。ただ従来使用のcyber shot DCT TX30では難しかった、広角レンズの使用、小さい被写体に対する背景のぼかしができるようになったので画像の品質は上がったかなと思います。

 

ヒメダイダイタケ

去年の5~6月にかけて見られた崖と全く同じ場所での撮影です。秋には全く生えていなかったので当時たまたまそこに生えただけかなと思いましたが予想以上の大群生でした。

梅雨にしか発生しない場所なのでしょうか。

 

同上

サマツモドキ

 

シロキツネノサカズキモドキ

 

ムササビタケ

やはり大群生するきのこは迫力がありますね。

 

コガネムシタンポタケ

見事に成熟していました。3月に目撃した際から2か月が経過し、鮮黄色だった子実体は橙色が強くなり、名前にタンポタケと付くように、しっかりと先端が膨らんでいました。

 

発生の様子。

見た感じ全ての個体が成熟できていました。途中でカビたりする個体もなかったようです。

成熟を確認できたので、次は夏~秋にかけて子実体がどうなるのか見てみたいところです。

 

ヒビワレシロハツ

今年初撮影の外生菌根担子菌類です。

 

Scutellinia sp

アラゲコベニチャワンタケ属の一種です。

後日行った顕微鏡観察の結果、毛の根本に分岐が見られなかったので少なくともアラゲコベニチャワンタケではないようです。

 

毛の様子。

 

アラゲコベニチャワンタケ

無印の方も発見。

 

毛の根本に分岐が見られたので、アラゲコベニチャワンタケである可能性が極めて高い。

 

ベニヒダタケ

 

クサミノシカタケ

 

ヒバカリ?の幼蛇。

1日で2匹も見られました。

同行者曰く、「これぐらいなら骨格標本に丁度良い」

逃がしましたが。

 

そして同行者が捕獲した🦋は後日即座に標本となりました。

アオスジアゲハを2匹同時捕獲という、地元では1匹の採取すら困難を極める種をいとも簡単に2匹捕獲できました!

 

外生菌根菌も見られるようになってきました。

このまま気温が上がり過ぎず、適度に雨が降れば確実に来週再来週で大量の菌類が見られるようになるでしょう。どんどん図鑑に追加していきます!

今回はこの辺で離脱とします。

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