合宿2日目(最終日)になりました。
早速4時に起床し、日の出を見に行きましたが、一番早起きを進めていた顧問は、生徒を寝かすため深夜1時まで起きていたようで(結局一部生徒は3時に就寝)少々遅く起きたようです。
私は4時起きなど余裕(笑)なはずなので、まぁ寝坊はしませんでした。
青梅市から都心方面を見下ろす。
太陽が出てくる方向は雲が多く、完璧な日の出ではありませんでしたが、普段はなかなか見ることのない、二次元のような写真を撮影できました。
Vlogcamのレンズが万能すぎます。
その後一旦宿に戻り、二度寝(笑)
6時から昨夜仕掛けた落とし穴トラップを確認しに行きましたが、ゴミムシダマシが1匹入っただけでマイマイカブリ等はかすりもしませんでした。
朝食を済ませ、2日目の活動です。と言っても、昨日とほぼ同じような登山ですが。
ただ1日目の山に比べると、沢があるわけではなく、乾燥しているので期待値は低めでした。
ですが意外と多かったかな?と感じました。
ザラツキキヤマタケ
10月に撮影したものを図鑑に載せていますが、その時も青梅市での発見でした。
日本語サイトではあまりに情報が少なく、正確性に欠けますが、ザラツキキヤマタケで合っている自身があります。
アカイボカサタケ
昨日はキイボ、ダイダイが見つかり、今回でアカも見つかったので、シロも見つけイボカサ4兄弟を合宿でコンプリートしたかったのですが、シロイボカサタケは見つかりませんでした。
フモトニガイグチ
一見、ススケヤマドリタケを期待しましたが、裏を見て少々がっかり。
ただフモトニガイグチは初撮影だったので十分満足ですけどね。
コンイロイッポンシメジ
スギ林に突然目が覚めるようなコットンブルーのきのこがあり、少々驚きましたが、ヒダの色を見て納得。イッポンシメジ属ならスギ林よく出ますからね。
マツオウジ
特有の爽やかな針葉樹の香りを友人にも嗅いでもらったが、特に何も感じなかったという。
山頂
ここは日の出町らしい。
暑すぎるので、皆、意識を保つことに精一杯で下山。
予定よりもかなり早く下山となったので、昼食時に利用する宿で1.5時間ほど涼んでいました。
昼食を終えると、宿を後にし、2日間お世話になった山ともお別れ。
ロープウェイで下山し、駅まで移動。
最後に駅の前を流れる多摩川で遊ぶ時間が設けられましたが、激流過ぎるので泳ぐことは禁止。
私は泳ぐ気はありませんでしたが。
激流の浅瀬で、石をひっくり返しても、ヒゲナガカワトビケラくらいしか見つからないので、無理に日向にとどまらず、周囲の藪で少しきのこを探しました。
アイバカラハツモドキ
巨大なキチチタケのような雰囲気ですが、乳液が黄色く変色しない。
予想以上に巨大だった。
カメムシタケ(森林型)
最後に冬虫夏草でも見つけたいなぁと思って集中していると、あっさりカメムシタケが見つかりました。
環境的にO,asianaかと思いましたがO,nutansの方でした。
今年はカメムシタケに恵まれている気がします。
そんな感じで合宿は終了しました。
後半は暑さに耐えることで精一杯レベルでしたが、多くの菌類、そして節足動物等を大勢で探し、知識を共有しあえた、充実した時間だったと感じました。
これが最後の合宿だと考えると心が病みそうになりますが、楽しんだ者勝ち!
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