
2日連続探索です。
今回はタイトルからも分かる通り、野外活動、学校の部活動です。
毎月1回は野外活動がある生物系の部活なので、先月はホタル&合宿、先々月は干潟などのように毎月どこかしら希望する部員は行くのですが、今月は偶々、私のメインフィールドに近い地域での活動となりました。
と言うのも、ある博物館が毎月11日に同じ場所で林内における植物の発生状況調査を行っているらしく、顧問がその博物館の職員と知り合いだったため、部活動として部員たちも参加させて頂くことになりました。
ここ2か月ほどの野外活動は干潟に行ったり、夜間の活動だったり、合宿だったりと、部員ほぼ全員が来るような活動でした。秋冬にどこかの自然公園に行くような時は少な目ですが。
今回も、調査の後は川で遊ぶ予定になっていたのでそこそこ多くの部員が来るかと思っていましたが、帰省中の生徒が多いのか、前日の時点で4人しか参加しないこととなっていました。
少ないなぁと顧問もため息の様子。
そして当日。まさかの集合時間に集合場所に来た部員はまさかの私1人!?
他3人が全員寝坊したらしく、私+顧問×2で一旦出発することになりました。まぁこの部活では、遅れた場合置いていくのが鉄則?となっているのでね。
だとしても驚きました。
確かに普段からよく来るような人が全員帰省中で行けないと言っていましたが…
部員が1人というのは前代未聞だそうですw
まぁとりあえず博物館の方々と調査。
植物(草本類)の開花状態の調査でしたが、特に撮影するような時間もなく、私は軽くきのこを撮影しただけでした(きのこ以外も撮影せい)

フクロツチガキ カタツムリを添えて

オオトリノフンダマシ(蜘蛛)


ホオベニシロアシイグチ

ノウタケ


カエンタケ
最初に注意として、カエンタケが至る所に発生していると喚起がありましたが、枯れたクヌギ、コナラの根本ならもう100%レベルで見つかりました。
そして腐ったカエンタケはどのようなものなのかと気になっていましたが、普通にカビが生え、ショボショボになっている感じでした。


見つかります見つかります。
1日でここまで多くのカエンタケが見つかるとは…
博物館の方も、今年は発生が早いと仰っていましたが、7月に見つかったりと、確かに早く感じます。
7月以前に6月にも見つけましたからね。

ウラベニガサ科
観察後は周辺の河原で自由に遊ぶらしいので、一応タックルも軽く持って来ていました。
ただお盆休みということもあり、河原の人口密度は豊島区レベル(笑)
至る所で人々が遊泳したりし、明確に遊泳禁止と書かれている堰ですら大量の人が浸かっています。
唯一誰も泳いでいない場所があったので軽くスプーンを投げました。



カワムツ
3投連続できました(笑)
上流で人々が泳ぎまくっている影響で調布市の多摩川くらい濁っています。(普段はかなり綺麗)
そのためプレッシャーが低かったのでしょうね。
しかし全く日陰のないポイントで投げ続けているため10分程度で身の危機を感じ、撤退。
するとすぐに、私が投げていたポイントで泳ぎ出す人々が出現。
その後、寝坊したという部員が2人来ました。1人減っていましたが。
部活動としての野外活動は植物の調査がメインだったので、君たちは部活動外の遊びに来ただけだと顧問から言われていましたw
そして予定の解散時間から1時間ほど前に、彼らは来たため、顧問と私が解散した後も、暫く川で泳いでいたそうです。
後日談
入浴中に、左腿付近に何か異物が付着していることに気づきました。
この時点でもう何なのか大体分かりますねw

はいマダニですw
うそやろ!!もう人生で3回目なんですけど..と思いましたよ。
これに関しては、驚くほかありませんでした。ただの自然公園のような場所で緑地を歩いていただけでしたから。
普段なんて野生動物がいたるところにいるじめっとした沢沿いで探索しているので。そこでマダニに刺されたことなんて1度もなかったのに…捕まえたことはありますが。
確かに前日は道なき沢沿いをゴリ押して探索していたのでそこで刺された可能性もありますが、なら前日に気づいているはずです。意識せずとも見える位置を刺していたため、前日の入浴中に気づかないはずがありません。
ちなみに今回探索した山は某登山系アニメで主人公たちが第1話で登った低山です。(195m)
歩けばすぐに市街地に着きます。そんな所で刺されるとは…

吸血中のマダニに塩を盛り、窒息させて向こうから出てきてもらいました。と言っても、苦しくなり少し手前へ出てきたまだにをピンセットで摘出した感じですが。

大きさは5mm
吸血前は恐らく2mm程度だったのでしょうか。

そして埼玉県なので、メインフィールドで何回か捕獲したことのあるタネガタマダニ、ヤマトマダニらへんかと思っていたのですが、どうもタカサゴキララマダニとしか思えないんですよね…
何がやばいかって、普段捕獲する種は致死率30%のSFTSを媒介しませんが、タカサゴキララマダニは日本のマダニの中でSFTSの媒介率が最も高いと言われているんですよ。
本来は西日本に多い種なので大丈夫だろうと思っていましたが埼玉で刺されるとは…
某生物系youtuber風に言うと、これから2週間、ドキドキタイム(潜伏期間)ですw
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