
おはようございます。
8月18日…完全に夏休みの終焉が見えてきましたね…
いやぁ早すぎますね(去年も言ってた)
4週間ってこんなに早かったっけ!?と思うほどに、本日で夏休みが開始してから1ヶ月も経過してしまっています。
当時に戻れたなら無双するでしょう(笑)
今回もまた、いつもと同じようなフィールドでの探索ですが、一味違うフィールドへ
いつものメインフィールドよりも15kmほど西側に連なる山々へ行ってきました。
元々、個人的に縁のある山があるポイントだったので、久し振りに登ろうかな、と言った気分で訪れたのでメインは登山でしたが、思った以上に魅力的なフィールドでした。
特に6、7月に訪れたら凄まじかっただろうと思いました。

フィールドはこのような雰囲気で、普段のスギ、ヒノキ林と異なり、常緑高木が多め。そして沢が流れています。
まぁまずは登山をし、その後下りながら探索をしていきます。


ハリガネオチバタケ


ミツバアケビ
天然のアケビの実は初めて見ました。これは秋に採取しない手はない。更にアケビタケも生える可能性がありますからね。


カメムシタケ
山頂まで行ったものの、メマトイの量が凄まじく、更にどんよりとした空模様で山頂からの眺めは大したことはなく。
下山し、探索をするとすぐに見つかりました。








軽く50mほどの距離を見ただけですが…
とにかく多い!
もう足の踏み場がないほどにカメムシタケが発生しています。
ツクツクボウシタケやハナサナギタケなどの比較的普通種の冬虫夏草が大発生した的な話はネットで聞いたことがありますが、こんな感じなのか🤔
こんだけカメムシタケがあるなら他の冬虫夏草もあるだろうと思いましたが、信じられない程にカメムシタケしか見つかりません。
それも全てO,nutansです。
それどころか、冬虫夏草に限らず、カメムシタケ以外の菌類が全く見当たりません(笑)
これは2ヶ月前に行ったら他の冬虫夏草も見つかったでしょう。

3日後、特に予定のある日ではなかったので、本格的な調査を兼ねて、また訪れました。
いきなり路上にカブトムシがいましたが、部活動中に見つからなくて、彼は幸運だったと思いますw(標本にされる)
近くのクヌギに置いてあげました。


ハナサナギタケ
本格的に、カメムシタケを無視して探すと、予想通り見つかった普通種。普通種と言っていますが、貴重な冬虫夏草なので、割愛はしません。


相変わらずカメムシタケはどこにでもあります(笑)


ホソエノアカクビオレタケ
ようやく、予想通り?でやや珍しいと言える冬虫夏草が見つかりました。
ピンボケですね。いやぁ、マクロレンズでも捉えきれないレベルで小さいんですよ。指と比較してこの大きさ。よく見つけたなぁと思いました。
周囲のコケに胞子体があったら確実に見落としていたと思います。




ギロチンせずに掘り出すことに成功したので、サンプルとして持ち帰りました。小ささもそうですが、信じられない細さですよ。
あっ、宿主を言い忘れましたね。宿主は恐らくハエ目の幼虫です。苔むした朽木から出ているように見えますが生えていたのは苔むした岩でした。なので一見、冬虫夏草かどうかを疑いましたが、しっかりとクビオレタケの形をしており(極めて小さいが)採取したところ生きている半透明の幼虫が周囲から出現し、彼らが宿主だと確信しました
それにしてもここまで小さいとは…
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