振替休日という魅力的な1日

文化祭の直後と言ったら振替休日です。当然ながらフィールドへgo!

 

そう言えば、富士山探索のきのこなど、図鑑にボチボチ追加しています。新しく追加した種がもう少し増えたら、どこかの記事で一気に追加通知をしたいと想います。

 

さて、振替休日という事で、去年はカワムツをガチ狙いしに、ある渓流へ訪れました。

今年も同じように、夏がまだ残る時に、今年最後になるであろうカワムツこ大爆釣をしたいなと考え、7月の3連休で訪れたフィールドへ。

7月と同様に、今回も釣行しつつ、いいかんじの森で菌類探索もやっていくスタイルでいきます。

 

前回、2年前に巨大カワムツが大量にいたと言うことで釣行をした謎の激濁り水路では、カワムツの姿はほぼなく、3cmほどの小バスが1匹だけ釣れて終わりました。今回も厳しいだろうなぁと思いましたが、前回は増水で入ることのできなかった堰を攻めたところ、15cmほどのコバスが入れ食いでした♪

カワムツ狙いで投げたスプーンで、ルアーチェンジをせずに毎投ヒットするレベルに警戒心がなく、その気になれば、堰にいたバスを1匹残らず一掃できたと感じる程でした。

詳細は近日公開されるであろう動画の方でご確認お願い致します。

 

そして激濁り水路では結局カワムツは釣れず、前回と同様に支流へ移動。

まぁ…釣れますよね(笑)

いい感じで支流が5本ほどあり、遊歩道があるため、いい感じにランガンしてカワムツを釣れるのが中々に楽しいです。

まぁ今回も、いい感じに取れ高が手に入ったと思います。

 

その後、満足するまでカワムツを釣り、移動。以前から地図で確認していた野池へ訪れてみましたが、オタマジャクシだらけでバスの気配はなし。更にそこそこお値段のするルアーが謎の場所で根掛かったり(回収できた)したため、これ以上意味はないと感じ、離脱。野池の記事、動画は割愛させていただきます。

 

そしてお次はきのこです。前回とほぼ同じフィールドを探索しましたが、まだ季節は夏のようですね。

 

フウセンタケ属

やや目立つツバを持ち、カサには強烈な粘性がある。アブラシメジ系か?

 

タマゴタケ

最近の研究で、低地に発生し、柄のだんだら模様が強いような個体はサトタマゴタケ、寒冷地に発生する大型で色が薄目の個体がタマゴタケと言うように分離されたため、今回の個体はサトタマゴタケと言うことになります。図鑑に追加したばかりなんですが、早速修正する必要がありそうです。

それにしてもタマゴタケを見つけても興奮しなくなったものです(笑)。2か月前に見た際は、久しぶりすぎる出会いとなり、鬱陶しい程に興奮していましたからねw

 

ニオイドクツルタケ

シロタマゴテングタケ感がありましたが、しっかりと柄にササクレがあり、塩素臭もしました。

 

タマゴテングタケモドキ

すぐ近くに、赤色のベニタケ属とブドウニガイグチも発生。撮影しようとしたところ、アリの行列が足元にあり、絶叫したシーンが動画で見れますw

 

ベニウスタケ

何気に初発見となりました。偶にシュイロガサと混合されていますが、質感が結構ことなりますね。

 

ヨソオイツルタケ

とにかく巨大でした。ここまで巨大な本種は見たことがありませんでした。別種かとも思いましたが、ヨソオイツルタケでよさそうです。

 

シロテングタケ

恐らく5年ぶりに見たと思います。意外と見つける機会がなかったようでした。本種は当然ながら毒成分を含みますが、シラフタケと呼び食べる地域もあるようです。正直信じられませんよね…

 

今回のフィールドに来た際には、昼食やらなんやらで毎回お世話になる産地直売所で昼食。

普段は載せることはありませんが、フードコートで食べた定食が極めて絶品だったので添付。このボリュームで800円。

 

その後、一通りこのエリアで知っているフィールドで探索をし、気づけば夕方となっていたため、帰宅とします。

 

Scutellinia sp

帰宅と思わせ、最後にアラゲコベニチャワンタケ属です。

本種は現在、部活動で絶賛研究進行中で、今回の探索でも新しくサンプル採取をしたいと考えていました。ですが、普段よく訪れるような高湿度な環境ではないので、まぁ見つかる可能性は低いだろうと思い、結局見つからずに帰路へ着きました。ですが、採取できなかったことに異様な後ろめたさを感じ、日没1時間前で、なんとなくありそうな雰囲気のある謎の森へ入ったところ見事に発見!!!

 

今日見つけることができなかったらいつ見つけるんだ? この先探索に行ける回数も減る中、次に探索をしても見つかる保証はない、心がそう問いかけているように感じ、これは見つけるしかない!と気合を入れ、執念深く朽木をなめまわすように凝視し、発見しました。

正直、今年最大レベルの感動でした。

それなりに湿った朽木が多く、こりゃー生えているだろ、と思うような朽木でも見つからず、ただそれでも諦めずに探し続けた執念が、本種の発見につながりました。

周囲に湧き水があり、ドロッドロの湿地と化した地面に落ちていた朽木に、オレンジ色の点々が見えた瞬間はもう歓喜なんてものじゃありませんでした。勝利ですね。私の執念が勝ちました。

 

と言う訳で、今回の探索はハッピーエンドですね。完璧です。ルアーロストも0でしたし、川に落下、転倒などの事故もありませんでした。

結構完成した探索だったなと、個人的に感じ、未練もなく、夕方の田園地帯を歩いて市街地まで進むのは最高の気分でした!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です