1か月ぶりの更新は復活の探索

お久しぶりです。約1か月半、更新等を休止していました。理由はまぁ、考えるまでもなく、毎度お馴染みの定期考査という奴ですw

まぁそれらの感想などは放っておき、テストが終わった今日、それから明日は現実から目を背けられる至福の一時とでも言ったところでしょうか?とりあえずここ4週間ほど全くできていなかったことを一気に楽しみましょう。

と言う訳で、テストが終了した当日の午後から、軽く探索へ。約1か月ぶりの探索となります。

今回のフィールドは、去年の同時期にも、テスト直後に訪れたフィールド。当時はワタゲナラタケが大爆発でした。ただ今年は、去年よりも1週間遅いため、毎年一定のタイミングで一気に生えてくるスタイルのナラタケ系は少し遅いのではと、やや期待値は低めですが、まぁなにより、定期考査を終え、大好きなこのフィールドに行けているだけでも幸せです。

 

 

ワタゲナラタケ

去年、地肌が見えない程に群生していた切り株を真っ先に見に行きましたが、3本ほど生えていました。この切り株には食べごろの個体が数本ありましたが、周囲には枯れた個体が多数。やはり遅かったか…

 

ニガクリタケ

本当はもっと鮮やかな鮮黄色でしたが、どうしても白く映ってしまう。

 

ワタカラカサタケ

少しピンボケしたのが悲しい。

 

イボテングタケ

10月下旬ですが、最高気温が20℃後半である日が続いているため、やはりまだテングタケ属も出ていましたね。

 

チョウジチチタケ

丁子(グローブ)の香りがすると言うが、今一分からない(多くの菌屋もそう述べる)

 

ヤブレベニタケ

普通種のようですが、何気に見る機会が少なかった種の1つです。食べられるようですがスルー

 

ヒメコナカブリツルタケ

梅雨が最盛期である本種は流石にこの発見が私にとって今年最後の撮影となるだろうと思います。本種が発生する雑木林系のフィールドに近々行くよていはないのでね。

 

ブナノモリツエタケ

ぽつんと1本だけ。

ちなみに、ワタゲナラタケは去年大量に見つけた切り株を中心に、至る所に生えていました。ただ、どれも腐っていますが。確実にあと1週間早ければ食べごろだったのでしょうね。まぁ1週間前に採取に行っていたら私の点数は下がるのだろうなと思いますが。

 

ですがなにより、腐ったキノコが大量にあるのは見ていて気持ちの良い光景ではありませんね。しかも今回は、前4日ほどでパラパラと降水があったため、林床がいい感じでしめっているんですよ。それが影響し、成長し切り、腐り枯れたナラタケは更に腐敗し、結構な悪臭を放っていました。近づくと菌特有の腐敗臭が漂って来ると言う状況。

 

と言えど、新鮮な個体も僅かながらではありますが生えていました。全体の1割にも満たないレベルでしたが。

一応採取はしました。それなりに大きい個体が多いので、8本ほどあれば最低限の味噌汁の具などにはできます。

 

ナラタケモドキ

そして腐ったワタゲナラタケの群生の中に、少し異なる雰囲気の小さいキノコが2本。見てみるとまさかの9月に猛威を振るったナラタケモドキではありませんか!!どうして今!?秋が深まるとモドキでないツバのあるナラタケの政権下だよ!?もう夏に戻らなくていいよ…

それも異様に小さい個体が2本。無理やり生えてきた感と場違い感があり、思わず笑ってしまいました。

 

と言った形で、短時間でしたが探索をしてきました。収穫はともあれ、4週間を勉強に捧げた定期考査が終わり、晩秋寸前のやや物寂しさがある雑木林を探索できて、間違いなく10月の中では最も楽しい1日となったと思います。

晩秋寸前と言えど、来週になっても最高気温が25度前後と言う、中々秋が深らない状況なので、例年では10月下旬付近で発生し始めるムラサキシメジやエノキなどはまだ先のこととなるでしょう。

と言う訳で、久々の更新でした。久しぶりに、探索をした当日に記事化し、公開できたので良かったです。ちなみに明日も探索に行く予定(つもり)です。

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