お久しぶりです。約1か月ほど消息を絶っていましたが、普通に生きてます。
なぜ消息を絶っていたのか、それはもう言うまでもないことなので割愛します。と言いつつも、まぁいつも通り定期考査と言うものがあったからです。
そして今日はその定期考査が終了した日。恒例の如く、定期考査が終わった日には決まって同じ雑木林系の地元(と言うにはやや遠いか)フィールドに訪れています。今回も当然ながらそこへ行きました。
紅葉が深まり、秋本番!と言いたい所ですが、暦上ではもう冬。最近は10、11月がかなぁ~り暑いので夏の次に冬が来るような感覚と言っても過言ではないでしょう。
何気に、前回このフィールドに訪れた際は10月下旬でほぼ1か月前と言った所ですが、森の雰囲気が一瞬で移ろぎましたね。当時は紅葉なんて一切ない、むしろ梅雨に見えるほど青々としていたので4か月ほどの時間が経過したように感じてしまいます。
すっかり寒くなり、どこか物寂し気な雰囲気が漂う森ですが、今回も定期考査明け、且つ約1か月ぶりの探索をしていきます。晩秋と言える時期に殆ど探索に行けなかったのが辛いですが、まだ秋のきのこが出ていると期待します。
クリタケ
いきなり発見です(笑)丁度1年前の同時期に、当時は考査前最後の探索で訪れた際に見つけました。当時も言っている通り、東京都内の低地の公園で見つかったことが俄かに信じがたいですが、案外生える事もあるようです。去年は11月中旬に発見し、同時期の定期考査直後に訪れた際は老菌しか確認できなかったため、11月に訪れられなかった今年は見つけられても老菌だろうと期待値は低めでしたが、いきなりとんでもなく典型的で美形な個体が見つかりました。
そして先程の個体は去年確認した場所とほぼ同じ位置でしたが、奥に進むと更に見つかります。去年は1箇所でしか確認できなかったため、やはりあの1画にしか生えないのか、と思いながらダメもと進んでいると、噂をすれば的な感覚で次々と見つかりました(笑)
やや古い個体が多めですが、ナラタケなどと違い、古くても全然食べられる状態が維持されるのがクリタケのいい所。
ざっと見た感じで十数本、と言った所ですね。腐った個体なども多数確認できたため、11月から発生は始まっていたのでしょう。ですが、11月中旬の確認以来、新しい発生が確認できなかった去年と違い、雨が一切降っていないにも関わらず、本日新規発生が確認できたのは、私の事を思ったからでなないでしょうか?(クリタケ:テストを頑張っている代わりにこちらも生えてきてあげよう、的なやつ)
ニガクリタケ
まぁ、普段はお目にかかれないクリタケを久しぶりに見たので、和名が2文字増えるだけでほぼ1年中、ほぼ全ての材から生えるニガクリタケも見たくなりますよね(笑)
正直、雰囲気があまりにも違いすぎるため、むしろ何でクリタケと間違える事故が発生するんだ?と思ってしまいましが、稀に本当に似ている個体が存在しますからね…
折角クリタケが取れたので、横に置いてニガクリタケを煽っていくスタイル(笑)
こうしてみると別種どころかそもそも分類上の科レベルで違うように見えてしまいますね。比較するニガクリタケが小さめなのが原因ですが、どちらが美味しそうかと聞かれた際、これは誰だろうと、間違いなく手前に置かれた優しい栗色のきのこを選ぶでしょ?
と言う訳で、今回はまさかの2種類で終了。間違いなくこの2種以外にも見つけることはできたのでしょうが、日没時間の速さを甘く見ていたもので、ニガクリタケと比較した所辺りでもう日没時刻に。少し惜しいですが、久しぶりに自宅でCG制作などもしたいですし、今回はここで離脱とします。
まぁ明日、大規模な探索を行うのでそこでの成果を楽しみにしていてください。
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