ハリガネオチバタケ Marasmius siccus

林内の落葉、落枝

夏~秋

不明

2024年7月撮影 東京都

 

カサ

橙褐色~黄褐色、放射状の条線(溝)を持つ。条線は極めて疎。中央はやや突出し、濃色。

極めて細く強靭。黒色~暗褐色で、上部は茶褐色の濃淡が生じることもある。さらに上部は白色を帯びる。

ヒダ

白色で極めて密。約11~14枚。ハナオチバタケよりも少ない。(ハナオチバタケは16~19枚)

うp主からのコメント

ハナオチバタケの褐色型と混合してしまいますよね。私もつい最近まで本種と褐色型ハナオチバタケとの区別はあやふや状態でした。ハナオチバタケよりも大型でヒダの枚数が少ないそうですが、いざヒダの枚数を数えてみると個体間で結構バラバラです。

梅雨の落ち葉溜まりで爆発している、そんなイメージが強いきのこでしたが、地元フィールドでも見つかりまくっていたので全く撮影せず。webきのこ図鑑を作ろうと決めた頃に、「沢山あるんだから綺麗に撮影しとけよ…」と思いました。まぁどうせ来年いくらでも撮影できる、と思ったものの、2023年はあれ?と思う程に見つからず。2024年の夏に入ってからはより意識するようになったので好きなだけ撮影できましたが、ネットや図鑑などでよくみる大群生には出会えていません。だからあれほど撮影しろと言ったのに…(未来から)

 

2024年7月撮影 東京都

2024年7月撮影 東京都

2024年8月撮影 埼玉県

2024年8月撮影 埼玉県

2024年8月撮影 埼玉県