2023年7月

  • カワムツをトップで

    動画うpしました。今回もカワムツ釣りです。ただ今回はプラグ縛り且つトップ縛りで狙いました。前々からやろうとしていた企画ですね。

    YoutubeやInstagramで元々バス釣りの予定でしたg…的な発言をしていましたがその通り、実はこの川にバス釣りに来たんですよね。こちらの動画でバスを釣った川で、この日もバス釣りに行ったんですが…

    バスが1匹もいないという事態が発生。確かに元々バスは居なかったエリアだったのですが全く気配が消えていて驚愕しました。4月にバスを何匹も確認し、全くスレていないので極秘ポイントとして時々訪れバスを釣ってたので少し悲しいですが、まぁカワムツ達にとってはうれしいところでしょう。原因は大雨による増水などでしょうか。

     

    まぁ大抵の人が飛ばすと思われる前触れはこの辺で終わらせておいて、当然カワムツを釣るためのマイクロスプーンを持ってきていなかったので、この企画に至りました。 

     

    使っルアーはHMKLのBaby Tail Jordan50です。お値段1600円となかなかに高級な部類ですが在庫処分で800円ほどで購入したものです。

    これをただ巻きに少しトゥイッチを加えて操作することでカワムツを狙いました。

    フックの位置的にバイトしてきてもフッキングに至らないと心配でしたが、

     

    やはりスプーンほど多く釣れませんがかなり良型を選んで釣ることができました。

    意外とテールではなくフロントフックの部分にバイトしてくる個体が多く、タックルセッティングをより拘ればさらに釣れたと感じました。

     

    今回は3匹ほどで終了しましたが帰ろうとしたタイミングで腕の上をマダニが徘徊しているところを発見。幸い噛まれる前にバイバイできましたが今年、今月で2回目のマダニです。逆にこれまで1回もマダニを見たことがなかったのが不思議なレベルです。

     

    まぁその後自宅で編集という訳ですが、

     

    普段は編集にNCHのVideoPadを使ってましたが今回はエフェクト制作目的で使用しているAdobeのAfter Effectsも使いました。先々週にインストールしたソフトなので練習も兼ねてルアーの動き解説といった形で使いましたが、やはり慣れるのに時間が掛かりそうですね。AEは予想以上にボタンが多く一般的に動画編集で使われるカットややり直しなどのボタンがショートカットキーに略されている印象でした。その代わり精密な調整が凄まじく、文字に動きを加えたり多くの特殊効果を動画に付ける、また作ることもできて自分に合っていそうと感じました。

     

    まだまだ修行は続きそうですが。

     

    まぁもうそろそろ7月が終わりそうな状況で急ぎで記事を書いた感じでしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

    今回はここで離脱とします。

  • 長野県へ遠征に

    1週間ぶりです。前回の記事を投稿した翌日にまた記事を投稿しようと思ったのですが投稿できず、気づいたら1週間経ってましたが前回の記事の翌日の記事を書こうと思います。

     

    実はこの日、長野県の方へ遠征してまして、夏の針葉樹林のきのこを撮影、採取できたらいいなと思っていましたが、思いのほか全くなかったので記事にするのをためらってたようですね。

    まぁきのこは一応見つかったので載せていきます。

     

    地元では見られない外生菌根菌を期待してましたが全く見つからず、最初に見つけたのがヒメコガサです。

    ケコガサタケ属でヒダは垂生しません。

     

    ブログではすぐに次見つかった画像が表示されますが、マジできのこが見つからず、渓谷沿いに降りたところでようやく発見したカメムシタケです。1匹のカメムシから2本の子実体が出ていましたが片方は地中で腐敗してたようで繋がっていませんでした。

     

    カメムシタケのすぐ近くの朽木で、ゴムタケモドキを発見。湿った倒木などではよく見かけます。

     

    コケも美しいのでパシャリ。コツボゴケですが湧き水が滴り落ちる岩にびっしりと生えています。このコケは比較的低地の公園などでもよく見かける種類ですが大抵踏み固められたり乾燥したりなどであまり良いイメージがなかったんですよね。ここまで立派に、美しく生えているのは初めて見たので、少し持って帰って育てることにしましたw

     

    時の流れの非情さを忘れさせる渓谷、マイナスイオンがより身体を引き付けます。

     

    でっかいケダニもいました。

     

    渓谷の上の遊歩道を歩いているとまさかのハナビラタケです。木でできた柵のような場所から生えていますがまさかこんな見つかり方をするとは。カラマツなどの材が使われているのでしょう。栽培もされている種ですが古くなっていたのでスルー。

    過去にも同じエリアで見たことがありますがその時も古くて食べれませんでした。

     

     

    分かる人には場所が分かってしまいますが画像を見返して1週間ほど前のことなのに遥か昔のことに感じ、載せたかったので橋の画像も。

     

    環境的にミヤマセセリ?と思われる蝶々が大量にキク科の花に集まっていました。

    手でも捕まえられるほどなかなか逃げなかったのですがカメラで撮影しようとすると一気に数が減ってしまった。

     

    その後はまた別の遊歩道を探しましたが特に見つからず、帰りの電車もあるので駅に向かいました。 

    その途中で最後に見つけたのがヒダハタケです。ここに来て猛毒菌の登場。一昨年にもこのエリアで見つけた気がします(自分以外誰が分かる情報だよw)

    そんな感じで2年ぶりの長野遠征を楽しめました。きのこは思うように見つかりませんでしたがそれなりに楽しめました。

    高原の涼しさは多少は感じられましたが例年よりも暑かったです。

     

    帰りの新幹線で見える渓流で…後に大きな伝説を作ることになるかもしれません。すぐ近い未来です。 

    今回はここで離脱とします。

  •  先週2日連続でかなり冬虫夏草を見つけ、運を使い切ってしまったと思ったところ本当に翌日から4日間ほど運気が下がったAWA7AKEです。

    結構不吉なことが起こったのですがその中でも特にえげつなかったのがマダニに刺されたんですよね…それも少し芝生の上を歩いただけで。

    先週の水曜日に刺されたと推測され、一応外すことはできました。sftsウイルスを保持してる危険性のある殺人ダニに噛まれたわけですがまぁ大丈夫でしょう。今日で嚙まれてから1週間、何も症状がなく過ごせていますしsftsを保持している個体は西日本で多く検出されており東京では検出されていない(らしい)ので

     

     前置きが少し長くなりましたが、7月15日の記事です。先週末は全部きのこだったので今週は釣りへ、動画撮影も兼ねて行きました。元々1人で行く予定でしたが友人と行くことに。前々から気になっていたポイントへカワムツ狙いで行きました。

    ちなみにこの友人は今後の動画でも登場する可能性が高いので楽しみにしててください。

     

    私自身このポイントでカワムツが安定して釣れるか、友人も連れてきて釣れなさ過ぎたらいけないと思いましたが…

    動画を先に見た方がいいと思います。普通に爆釣でした。

    普通に動画外の釣果も合わせると2人で50匹ギリ行かないくらい釣ったと思います。

    普通にそろそろプラグ縛りなどの企画をやってもよさそうですね

     

    あとこの川、前回の動画でバスを釣った川の上流なんですが…

    やっぱいますよ。スモールマウスバス。2人で1匹ずつ釣りました。友人は今年初バス&過去最大サイズのバスだったらしく大喜びでしたw

     

    ちなみに動画の方もいつもと違いうp主の声ありで投稿させていただきました。是非楽しんでもらえると幸いです。

    今回のサムネ

    今回の動画はなんとなく幻想的な編集をしたつもりです。編集時の気分でOPがいつもと違うスタイルですがご了承ください。

     

    ここからは動画外の話。

    いい感じで爆釣した後は前から地図で見つけてマークしていた野池に行ってみることに。

    詳しい場所などが分かるため野池の地図などは公開できませんが脱渓ポイントから近かったので行ってみました。

    まずは野池までのルートでしたが、道という道がなく、一旦登山をしてましたw

    結果釣りはできなさそうな謎ダムでしたが、鯉が2匹と亀が見えただけでした。一応少しルアーも投げてみましたが、特に何も追ってきませんでした。というかこう言う環境にいる鯉や亀はどこから来たのでしょうか。

     

    奥に降りれそうな場所があったので移動しましたがそこでも訳の分からない獣道を突き進み、ロッドをパスしながら登ったりと2人以上じゃないと確実に命を失うかのようなハイレベルな移動をしてました。

    その途中で見つけたのがシロハツモドキです。夏になると関東以西を中心に広く見られる種です。過去に何度か発見したことがありますが汚かったので図鑑用の撮影ができたなかったんですよね。今回は状態の良い個体の発見、撮影ができてよかったです。

    シロハツモドキにしては小さめで遠くからだと一瞬ヒビワレシロハツにも見えましたが即座に違和感に気づきやはりシロハツモドキした。まぁきのこ歴が長くなるほどこのような感的なものが養われていくということです。

    ミヤマベニイグチも見つかりました。これも暖地の常緑樹林に多い種ですね。

    やはり斜面から生えることが多いようです。

     

    その後は何か釣れるはずもなく池から離脱し、友人が帰りにバスを釣った場所にまた行きたいと言うので行くことに。

     

    結局釣れなかったんですけどね。

     

    まぁそんな感じで久々に会う友人との釣りを楽しむことができました。

     

    そしてこの先、更に巨大な企画へと続くのであった…

     

    今回はここで離脱とします。

  • 冬虫夏草本格シーズン2

    前記事の翌日です。前日は適当な場所選びでそこそこ冬虫夏草を見つけられたので今回は期待でしかない、そんな気分で植林地へGo!

    とりあえず4時30分に起きようと目覚ましをセットしましたが30分寝坊(笑)

    乗換案内で最寄り駅までの時間を調べると今すぐ出ても電車がないということで1時間ほど家でダラダラし出発しました。

     

    最寄り駅に近づくにつれて感じる懐かしさ、窓から見えるのは5歳ぐらいのときから登山でよく行ってた山々、数多くの思い出を作ってくれた清流。

     

    すいません。書いている途中で思い出したら泣きそうになるほど懐かしくて余計な部分を入れてしまいました笑笑

     

    まぁそんな感じで到着しました。

    林道から沢の近くまで降りて探していきます。

    地元は1週間ほどほぼ雨が降ってなかったのですが今回の場所は結構濡れています。短期的な雨が多いのかな。

     

    いつも通り苔むした朽木、地面を凝視してると…

    早速カメムシタケを発見しました。カメムシタケは比較的冬虫夏草の中では見たことがあります。自分自体冬虫夏草を本気で探すようになったのが最近なため図鑑用に撮影できてよかったです。

    一応追培養用に持って帰ることにしました。未成熟でしたし。

     

    結構幸先よく見つかったので安心。

     

    ヒナノヒガサを発見。前回よりも色が薄い個体が多めでした。

     

    ぱっと見チャツムタケかなと思いましたがヒメキシメジです。スギから生えているのは初めて見ました。

     

    それにしても涼しいです。下山後の暑さを考えると帰りたくなくなるレベルで沢のある植林地は涼しいです。

    ジャゴケ?ぜにごけ?から滴り落ちる湧き水がもう飲めそうなレベルできれいですね。夏の暑さを忘れさせてくれます。

     

    きのこだけでなく苔などにも癒されながら探していると見覚えのない浅黒いきのこが…

    まさか…

    ヒカゲシビレタケやないかい!

    このきのこは知らない人からしたらただのきのこですが所持するだけで犯罪になる「薬物」です。幻覚性の毒成分を含んでいます。当然裏を撮影するために抜くのもアウトです。ただこの見るからに「毒」って感じの見た目がいいので美しく撮影させていただきました。

     

    倒木で群生を発見。これはクヌギタケ属に見えましたがハイチャヒダサカズキタケですね。

    その場でハイチャヒダサカズキタケだと分かったかのような前文でしたが実際クロサカズキシメジに雰囲気が似ているなと思って結局自宅で判明しました。

    この写真以外にもこの日はかなり撮影できたので図鑑にも掲載予定です。

     

    一旦沢から林道に戻ってみると崖でまたカメムシタケを発見。これも未成熟個体ですね。気づいた方もいると思いますが本種の画像だけ他の画像よりも品質が劣ってますよね?そう、自分のカメラだとカメムシタケは細すぎてピントがうまく合わないんですよね。頑張ればいけますがそれでも少し劣ってしまいます。まぁわざわざ新しくカメラを買う必要はないと思いますが。

     

    ヒロヒダタケもありました。先月見つけた個体よりも小さくて控えめでした。当サイト図鑑に載っている種ですが異様に大きくてゴツいやつからこの画像のようなものまで幅広いので是非図鑑の方でも見てみてください。

     

    そしてまたカメムシタケを発見。結構コンスタントに見つかりますね。

    全部未成熟で同じくらいの長さなので結構同じようなタイミングで出てくるのでしょうか。

     

     

    少し進んだ崖で小さくとも目立つきのこを発見。ヌメリアカヌマベニタケです。個人的に前からかなり見つけたかった種だったのでこの日一番喜んだ発見だったと思います。

    ワカクサタケ属で透明感のある条線や柄にまである粘性がトップクラスに好きなきのこです。

     

    ヒノキの根本を見ると白いものが点々と。これはニカワハリタケです。ネットで調べて出てくる画像よりも明らかに小さいですが間違いないです。

    図鑑ではスギやヒノキ材から発生と書いてあることがありますが最近まで亜高山帯のモミやカラマツでしか見たことがなかったのですが去年の10月からこのフィールドでスギやヒノキからの発生を確認できました。

    食べられますが小さすぎるのでスルー。

     

    そろそろいつも引き返す場所になり、新規開拓してもよかったのですが来た道で見逃していたものがないかと思ったので探しながら下山。まぁ沢沿いにいたときに見てなかった林道沿いを探したかったということです。

     

     

    探したら意外とあっさり発見。最初は枝に付いているAkanthomyces属の何かかと思いましたが触れると白い胞子がふわりと舞いました。また枝についているのではなくクモの巣に引っかかったイモムシから生えているようです。

    ハナサナギタケだと思います。サナギタケがイモムシから生えるたらイモムシタケと呼ばれるようにこれはハナイモムシタケとでも呼んでおきますか。 

     

    先月ハナサナギタケを見つけた場所に入るとやはりありました。今回は朽木から出ていました。ただでさえ脆い種でそこまで大きくないのでさすがに掘るのはやめておきました。

     

    その後は行きにも見た道なので特に見つからず麓へ。

    しかし最後で…

     

    枝に何やら奇妙な物体が。これはAkanthomyces aculeatus?でしょうか。最初ハナサナギタケに見えましたが様子が違います。そして子実体の周りにある黒い網目。こんなもの見たことがありません。これもこの冬虫夏草の一部なのかとも思いましたが違うようです。自分なりに考えたところ繭か?という考えへ。まぁ帰ってゆっくり調べようと思い今回の探索は終了しました。 

     

    実は私、きのこの観察会にも入っていて、その会員限定の掲示板にこの種を投稿してみたんですよね。やはり周りにある黒い網目についての質問が来ました。最初はクスサンなどのように網目状の繭を作る蛾の幼虫から生えており、繭を作っている途中で幼虫から発生したのだと考えました。しかしその後アカスジシロコケガの繭が似ているとコメントをいただき、調べたところ完全に画像の網目と一致しました。

     

    もともとアカスジシロコケガは幼虫時に自分の体にある毛を使いかなり目の粗い眉を作るようで、中の蛹が丸見えな感じです。そのためこのような見た目になったと言ったと思われます。

    確かにコケガの仲間をこのフィールドでかなり見たなと思い完全に納得できました。

     

    かなり不気味な見た目だったので持って帰ったりはしていませんが、この手の地上生冬虫夏草は結構子実体の寿命が長いので次回訪れた時にあったらより観察しようと思います。

    ちなみにアカスジシロコケガ調べてみると見たことのない紅白の蛾でそこそこ珍しいようなので貴重な経験ができてよかったです。

     

    まぁこんな感じで2日間菌類に恵まれて過ごすことができました。また本格的な探索に行けるよう適度に雨が降ってほしいところですね。

     

    来週は釣りに行きます!

    今回はここで離脱とします。

  • 冬虫夏草本格シーズン1

    久しぶりです。前回の記事から翌日、翌々日と連続して記事を投稿しそうな勢いでしたが、少しいろいろとあり今に至ります。

    実は私は2個部活に入っているわけですがそのうちの片方で部誌用のイラストを描かなくてはならなくて…遅れてしまいましたが7月8日の記録を書きます。

     

    この日は午後からあきる野市の某所でホタルを見に行くと部活(上で述べている方ではない)の野外活動があり、午前中は一人できのこ探しへ行くことにしました。

     

    まずは当サイト図鑑で多くの外生菌根菌の撮影場所となった松の木が多い場所へ

    そろそろ時期的にヤマドリタケモドキとかも出ててもよさそうだなと思いましたが…

    ありませんでした。確かにほとんど雨が降ってなかったのでそこまで期待はしていませんでしたが残骸すら1個も見当たりません。

    これはだめだなと思い、雑木林のエリアへ

    比較的子実体の寿命が長い冬虫夏草を探そうと思いましたが普段冬虫夏草を探しているような沢+苔のあるような場所じゃないんですよね。

     

    ダメもとで探していると…

    オサムシタケが見つかりました!

    比較的落ち葉がなく、地面が露出しているような場所にありました。

    雑木林の斜面で過去に4回ほど見つけたことがあり、自分の中では比較的ポピュラーな種ですが、西日本だと少ないようですね。ネット上の冬虫夏草屋は多くいますが西日本率高い気がするんですよね。自分は東日本ですが。

     

    意外とすぐに見つかったのでその後も探しますが何もなかったので移動

    次は里山っぽい雰囲気の場所へ

     

    移動してすぐ、アイタケが見つかりました。なんとなく開けた感じの場所で発見が多い気がします。

     

    結構すぐ見つかったのでここは意外と期待できるかなとも思いましたが、ほとんど見つからず雑木林をほぼ1周。

    やっと見つかったのはテングツルタケ。かなり前から画像があり図鑑に追加できそうでしたが裏の画像がなかったのでちょうどよかったです。

     

    そしてテングツルタケを撮影ししゃがんでいると…

    ん?

     

    こ、これは…冬虫夏草ではないか!

    なかなかに小さいですがクモから生えています。

    若干脚が見えますよね?

    恐らくTorrubiella pulvinataでしょうか?宿主が小さすぎて菌糸によりほぼ原形をとどめていませんが。

    まぁ正確な種がわからないので図鑑には載せないと思いますが。

     

    その後はあまりにも暑すぎたので最寄り駅へ避難。「今から集合時間まで2時間ほどあるな、

    うん、寝よう(笑)」待合室で寝てましたw

    無論寝過ごすことなどなく、五日市線に乗り集合場所へ。

     

    今の時期は6時30分くらいまでなら余裕で探せるほど明るいので、友人の前で冬虫夏草を見つけてやるぞーと気合入れて観察場所へ。一応採取禁止なので撮影だけにしました。

     

    ホタルの観察時間まで周辺で観察会をする感じですね。

    普段1人で探していますが、たまには大勢でいろいろと話しながら探すのも楽しいですね。

     

    少し森に入ったところで大きなきのこがあるよ!と

    クサハツでした。この個体はそこまで臭いがありませんでしたが。図鑑用に裏も撮影したかったのですが採取禁止エリアなのでカサだけ撮影。まぁクサハツの画像は結構持っているので何も問題ありません。

     

    少しぶれましたがキツネノカラカサ属です。裏なども確認すれば正確な名前がわかりそうでしたが。

     

    実はこの時、湿地に残って観察するか山に登るか2つの組に分かれて行動していたときですが山なら登り慣れているはずですがいつもの冬虫夏草フィールドと同じ感覚だと沢が流れていないので鬼暑いですね。

    さすがに疲れました。

     

    ちなみに湿地の方ではアカガエルやサワガニなどを見つけました。

     

    だいぶ暗くなってから発見しましたがハナサナギタケありました。

    いい感じの苔むしたスギの丸太があったので探してみたら1発で見つかりました。普段は何個も朽木を凝視してやっと見つかるレベルですが。

    当然採取禁止なので掘らずにそっとしておきました。

     

    あとホタルの時間の少し前に地元の方が花火を打ち上げてたので皆で見ました。花火は美しいですが何よりも発射場所が目の前だったので音が銃撃戦でした。

     

    そしてホタルはそこそこ見れましたが、写真はありません。

    今使っているSONY DSC-TX30は暗闇での撮影が難しそうです。スマホでもほぼ無理でした。

    でも見られたので満足です。 

     

    そして今回の活動?は終わりました。

    初夏のきのこはあまりありませんでしたが冬虫夏草を3種類見つけられてよかったです。

    また部の皆さんとの観察も非常に充実していました。お疲れ様でした。

     

    明日は本格的に冬虫夏草探しに行きます!

     

    次記事に続く…

  • 自作ロッドの話など

    7月になりましたね。最後の投稿からそこそこ間が空きましたが、少なくとも今月は週2くらいで記事の更新ができそうな気がします。

    本日は七夕ですが、七夕といえば短冊、短冊といえば竹、竹といえばーーーロッドです(笑)

    自分はかなり前からロッドの自作をしてきていましたが最近はメインとして使用できるほど完成度の高いロッドが作れるようになりました。もともとロッドを自作したいと思ったときに真っ先に思い浮かんだ素材が竹でその影響もありカーボンロッド、グラスロッドに抵抗が生まれた時期もあったぐらいですが、あくまで職人の和竿制作というより趣味でロッドを自作している感じです。

     

    まぁyoutubeの動画でも結構自作ロッドを使っているのですが製造の様子などは全く触れてこなかったのでこの記事で少し紹介します。

     

     制作に使う道具などは全て挙げるときりがないので一部ですが、こんな感じです。リールシート、ガイドは主にAmazonで購入しています。特にリールシートの方は全く拘りがなく、とりあえずコルクとセットになっている中国産のやつを使ってますw

     ガイドもセットになっているのを購入、こちらも中国産と思われる安めのやつが多めですが最近は富士工業の製品も使用しています。理由はPEラインの使いやすさや糸の放出の良さを重視しているのではなくガイド本体の軽さを重視しています。正直自分はハードガイドと呼ばれる安いガイドでPEラインを使うとガイドが削れるなどと感じたことはなく、糸の放出もあまり変わらないなと思っているので。

     そしてガイドの固定などに使うスレッドは極細をメインに使用しています。固定する際エポキシコートなどでコーティングすることが一般的ですが和竿ということで私は漆をつかっています。まぁかぶれにくい合成漆ですが。

     

    次は使用している竹ですが、主に3種類を使用、素材は全て野外で採取してきたものです。

     1種類目は篠竹、丸節竹とも呼ばれます。アズマネザサやその近縁種などです。他の竹に比べて胴調子すぎず、軽い。そんな竹です。また肉薄なので加工がしやすいです。採取した場所や種類によって節の起伏や節間の長さなどが異なり色々試すと面白いです。少し田舎の方に行くと河川敷で藪を形成している雑草のような竹です。

     

     2種類目は矢竹です。比較的山間にあります。篠竹に似ていますが葉が大きく枝が1つの節から1本しか出ません。篠竹より太く長いです。竹の中ではかなり高弾性でカーボンロッドに近い使用感です。ただ胴調子なのでバット部分に使用した時が一番使い心地が良いと感じます。

    ただ長めで少し強めのロッドなどに使う場合ティップも使えます。

     

    そして3種類目はスズタケ、和竿職人は高野竹と呼びます。高野山周辺でよく取れたことからこの名前が付きました。ぱっと見竹というよりもただの笹ですが、意外にも肉厚で高強度です。

    節の起伏が少ない、個体によってはほぼなく、非常にロッドに向いている素材ですが主に標高800m以上に生えることが多く、入手がしずらいです。自分は渓流釣りに行った際標高500mほどの場所で偶然発見することができ、かなりストックがあります。ティップが太いのでソリッドティップを入れることが多いです。ただバット部分に使えるほど太い個体はめったにありません。四国や西日本の太平洋側の山にはかなり長いのがあるそうです。

     

    素材はこんな感じです。

     

    次は竹の処r…と行きたいところですが今回はここで離脱とします。

    新しくサイトに自作ロッドのページでも作ろうかな。

    まぁ近々更新するので楽しみにしていてください!

     

    では!