2023年9月

  • 振替休日使ってカワムツ釣りなど

     先日自分の通っている学校での文化祭が終わり、やっと元の生活に戻ったAWA7AKEです。

    私はクラスの出し物である映像の編集、部活動での展示物に追われ、なかなか不安定な状態でした。実際終わってみると編集を担当し、皆が満足できるような映像を完成させられたこと、来賓の方々にも好評だったことへの感謝が多くの人から得られました。本当に幸せな瞬間でした。寸前で撮り直しした音声が全く送られてこず、早く寝たいのに何を四天王!?などと一人切れていた時があったりこの映像が皆に受け入れてもらえるだろうか、という不安に襲われた時もありましたが無事に終えられて本当に最高な日々だったなと、終わってから感じました。

     

    今回はその文化祭の振替休日を使った釣行記です。

    振替休日は2日あり、1日目はバス釣りに行きましたが不発、というか暑すぎて釣行不能状態に陥ったので翌日は渓流へ。

    カワムツ釣りですが…

     

    今回は上流はヤマメ、イワナも僅かながら生息している支流へ。ただ渓流魚の生息域はあまりに上流すぎて、今回はカワムツ狙いで下流からじっくり攻めたいため、渓流魚のエリアは攻められませんでした。

    9月中旬ですがまだまだ超高活性ですね。20cm超えには及びませんでしたが婚姻色の出た巨大なカワムツも釣り上げることができました。 

     

    そして驚いたことに今回の支流にもスモールが入っているという事実。

    確認できたのは全て15cm以下のコバスだけでしたが10匹以上目視できました。

    この支流の合流先の川では今年スモールの生息を多数確認しました。ただ6月以降見なくなったんですよね。恐らく大雨で流されたのだと思いますが支流にコバスが生息していたとは。

     

    カワムツを減らさないでください。

     

    あとは苔上でケコガサタケ属を発見しました。

    ヒメコガサにしては暗色すぎますしヒナコガサにしてはカサの突出が少ない気がし、やはりケコガサタケ属は難しいですね。

     

    そんな感じで楽しめた振替休日でした。

  • 展示用きのこ探し2

    文化祭2日目です。

    今回も展示用のきのこを採取していきます。

    最初はヒダサカズキタケ属

    オリーブサカズキタケではなさそうです。

    クロヒメカラカs…と思いましたがヒダを見るとまさかの紅色!

    極小ナカグロロモリノカサでした(笑)

    昨日よりも明らかに増えていたアカキツネガサ

    シロヒメカラカサタケ

     

    前回の記事でも言及したようにこのフィールドでは非常に大型な個体が多く、シロカラカサタケ属不明種と考えていましたがツバが赤く縁取られる個体もあり、アカキツネガサの可能性が高いと考えます。

     

    キツネノハナガサ

    非常に状態の良い個体ですが流石に展示はできませんね。

    ヒメヒガサヒトヨタケ

    ヒメコナカブリツルタケ

    展示用に採取を試みましたがツボの寸前でギロチンしてしまった。

    カワリハツ

    クサハツモドキ

    ツルタケ

     

    今回はナカグロロモリノカサ、シロハツ、カワリハツ、アカキツネガサを展示しました。

    今回も多くの方に見てもらい、非常に充実して文化祭を終えることができました!

  • 展示用きのこ探し1

    9月になりましたね。

    想像以上に時の流れは早く、もう9月の2週目ですが、今回は展示用のきのこの採取をしてきました。展示と言うのは、自分の学校では今日明日に文化祭がありまして、その際自分が所属している部活動の展示物としてのきのこを展示するかんじです。

     

    元々展示が確定していた冬虫夏草とマダニの標本以外に当日の朝採取したきのこも展示しようと考えていました。

     

    まるで私の心を読んだかのように前日に土砂降り&一気に10℃ほどの気温低下という好条件が重なりました。これは期待しまくれます。

     

    当日、難なく日の出前に起床した私は、近所の公園へ。

     

    まだ薄暗い森での探索は久しぶりです。

    最初に見つけたのはアカキツネガサ。この公園でよく見られる色が薄目で大型のタイプです。

    そもそもアカキツネガサではないという可能性もありますがツバの縁が赤く縁取られる個体も周囲にあり、現状アカキツネガサと判断しました。

     

    毎年9月に大群生する場所に行くとやはりありました。まだ幼菌が多く明日行くと凄まじい群生が見られるだろうと感じました。(明日も行きます!)

    サケツバタケを彷彿とさせるような見た目のアカキツネガサ幼菌。

     

    シロヒメカラカサタケ

    今回は本種も大型の個体が多く、群生していた。ここまで巨大なシロヒメカラカサタケは初めて見ました。

    カッパツルタケ

    カサにある円状の模様が特徴。オオツルタケに近縁なだけあって柄にはだんだら模様があります。

    カバイロツルタケ…に見えましたがカバイロではなさそうです。

    毎年同じ場所で見かけるツルタケ近縁種です。柄はにだんだら模様などなく白色です。

     

    キヌカラカサタケ属

    芝生に束生していた。非常に脆い。

     

    その後探索開始から1時間ほど経過し、帰宅しました。

    今回はアカキツネガサ、シロハツ、カッパツルタケ、ツルタケ近縁種を展示用に採取しました。

    展示の様子は見せられませんが、見に来てくださった方は非常に興味を持っていろいろと質問などしてくれました。やはり毒の種は初めて見たような方には盛り上がり(?)ますね。

     

    翌日も展示をします。来場する方や同じ部員の皆さんも楽しみにしていてください!

    帰ろうとしたところで学校の植え込みにアカキツネガサを発見。本来はかなり華奢な種です。

     

    本格的に気温が下がり、きのこも多くなりそうですね。