2023年11月

  • 晩秋、最後のきのこ狩り

    もう11月も半ばですね…

    2.5週間後、定期テストがあるため、暫くきのこ狩りも釣行もできなくなる予定です。テストが終わる頃には12月の上旬、秋のきのこもほぼないと言っても過言ではないでしょう。

    今回は自宅から自転車で40分ほどの雑木林へ晩秋最後のきのこ狩りへ行きます!

    本当はもっと遠くが良かったのですが予定が合わず、近場での探索です。

    ただその中でもとりわけ山感?のある公園です。

    ちなみに10月にナラタケを大量収穫したフィールドですね。

     

     

    ニガクリタケ

    全く雨が降っていない時以外、このフィールドに来ると必ずと言っていいほど確認できる。

    思えば今年、まだニガクリタケの苦みを感じていなかったことを思い出したので飲み込まない程度に軽く咀嚼。

     

    極めて苦いです(笑)

     

    その後、

    本当にどこにでもあるきのこだな~

    苦くない方の食用のクリタケも同じように1年中、木の種類を選ばずに生えていればいいのに、

    いやそれでは食用価値が大暴落するかな~

    などど思っていると…

    ありましたw

    本家クリタケ!

    単純に驚きました。まさか都内、自宅から40分ほどの雑木林で見つかるとは…

    確かに広葉樹から発生する種ではありますが…もっと冷帯な地域でしか見られないものだと思っていました。

    完全にクリタケですね(笑)

    やや古い個体が多めですが、当然ながら収穫します。

     

    炊き込みご飯にして食べることにしました。

     

    まだ11月、12~2月に比べれば全然きのこが多い方ですが、コンスタントに見つかる時期は終わりましたね。

    クリタケの後、中々見つからない所で、ハナビラニカワタケを確認。

    割と新しく、サイズも良いので収穫。

    ハナビラニカワタケの直ぐ近くでシロキクラゲもありました。

    11月にシロキクラゲとは珍しめですね。

    本来6、7月が最盛期のきのこなので何か懐かしい気分に。

    こちらも状態が良かったため収穫。

     

    シロハカワラタケ

    普段スルーすることの多い硬質菌ですが今年の冬は硬質菌も多く撮影したいと考えています。

     

     

    その後、特にこれといったきのこは見つからず。

    自転車で秋風を感じながら帰宅です。

  • 地元での短時間探索

    つい1週間前まで20℃以上が当たり前のようでしたが先日、突然寒くなりましたね…

    11月11日、この探索の前日にとある川へバス釣りに行きましたがまぁ釣れない。かなり早く到着したものの本命ポイントに同業者がいたり、運悪く泥の斜面で転倒し左腕が泥まみれになったりと特に得ることのない釣行となってしまいました。先月から4回ほど行っている川ですが全くバスの姿が確認できず、今回の件で二度と行かないことに決めました。

     結局地元の方からこのエリアは潮の影響を受けすぎてバスの集まりにくい地形になっているということを知ることとなりました。

     

    そんな感じで前日はただ寒い中キャスト練習をしていただけと言ってもいい釣行でした。

     

    今回は午後から予定があったため、午前中だけ地元のフィールドへ行くことに。

    普段お世話になっている雑木林へ、晩秋ならではの食菌などをメインに探すことにしました。

     

    と言ってもきのこシーズンが終わった時期にヒラタケ、エノキなどを探しても見つけられる可能性が極めて低いということは経験上分かっていたのでキクラゲが少し取れるだけでもいい方と期待低めで雑木林に入りましたが…

     

    普通に何が起こったのか分からなくなりました。

    開始10分ほどで硬質菌まみれのクヌギの倒木に明らかに目立つものが、

     

    ヒラタケです!それも途轍もなく巨大!

    まさかこんなに直ぐに見つかるとは…

    やや古く見えましたが白こぶ病などはなく、食べるには申し分ない状態です。そして何より、巨大すぎる(笑)。

    普通にヤナギやクワ、クルミなど河川敷に多い系の木からの発生しか確認したことがなかったので驚きです。あまりに大きいので3枚ほど収穫したらもう十分でした。

     

      

    あまりの幸先の良さに、

    「こんなに硬質菌だらけの木に硬質菌以外のきのこが生えていないなんてことあるのかー?」という謎理論が生まれました(笑)

     

    アラゲキクラゲ

    大量の広葉樹材が集積され、上に枯草が被さって丁度良く湿気のある場所を探すと案の定発見しました。

    ハイシーズン中は他のきのこの影響で探すことが殆どありませんが寒さが増し、一気に貴重なきのこへとなりますね。

     

    ベニヒダタケ

    コキララタケ

     

     

    その後またアラゲキクラゲを追加し、終了。

    大分きのこが少なくなってきましたね…

    そろそろきのこシーズンが終わってしまいますが、冬の幻想的な感じも懐かしいのでまたこの季節を楽しんでいけたら良いですね。

  • 晩秋の山梨へ遠征

    11月に入りましたね。気づいたら一瞬で10月も終わり、今年も残り2か月となってしまいました…

    7年ほど前の記録でこの時期に今回のフィールドでクリタケ、チャナメツムタケを採取したことが分かったので新幹線で東京から山梨県北部へGO!

    まだ暑さが残り秋を感じにくい地元から既に紅葉満開の高原へ行きましたが…

    フィールドへ到着して、最初に感じたこと、極めて乾燥しています。

    最初に通る松林の地面もカラッカラです。

    そして沢に水が流れていないという状況です。大量の落ち葉が溜まっていてどこがで水がせき止められているようです。

     

    割と楽しみにしていたので正直残念でしたが、数は多くなくとも地元では全く見られないような種類、そして晩秋の食菌も採取できました。

    今回はきのこの画像は少な目ですが風景の画像もお楽しみください。

     

    ヌメリスギタケモドキ

    木に登り撮影。この個体以外にも多くの枯れた個体を確認できた。

    クリタケ

    モミの朽木から発生していたためクリタケモドキとも思ったがクリタケでよさそうです。

     

    ムキタケ

    こちらも地元では見られない貴重な種。食べるのは6年ぶりくらいです。

     

    ミイノモミウラモドキ

    キヌメリガサ

    ヌメリスギタケ