
2025年12月撮影 埼玉県
発生場所
スギ、ヒノキなどの朽木
発生時期
秋~晩秋
生活型
木材腐朽菌
食毒
猛毒
秋、特に晩秋にスギやヒノキの朽木、古いおがくずなどからも発生する。多くの図鑑に掲載されている超猛毒種で、エノキタケやナラタケ、センボンイチメガサなどと間違って食べるてしまう可能性が高い。だが、意外にも情報が少なく、図鑑で使用されている本種の画像の種類は少ない。また、目撃情報も少ない。インターネット上ではヒメアジロガサモドキなどと誤同定されていることが多く、正確な識別を行うためには顕微鏡観察が必要。1度しか採取したことがないが、顕微鏡観察で確認できた特徴がコレラタケの特徴と一致したため、コレラタケとして掲載する。

2025年12月撮影 埼玉県
カサは初めは饅頭型で、後に平らに開く。中央は突出する。乾燥時は淡黄土色、湿時は暗肉桂色で条線が現れる。弱粘性がある。カサには吸水性があり、スが生じることもある。

2025年12月撮影 埼玉県
柄は暗肉桂色~明茶褐色で中空、上部に不完全な膜質のツバを持つがなくなりやすい。根本に白色の菌糸が付くことが多い。
ヒダは初めはクリーム色で後に肉桂色となり、やや疎。

2025年12月撮影
胞子は楕円形~卵型で褐色、胞子盤を持つ。6.5~8.5×4~5μm。表面がイボに覆われる。今回採取できたサンプルの胞子は、色、大きさ、形状は一致しており、表面は僅かにイボのようなものがあることを確認でた。

2025年12月撮影
シスチジアは先端が丸く膨らむ。外観がよく似たヒメアジロガサモドキなどは先端が膨らまない。ケコガサタケ属には、同様の形状のシスチジアを持つ種も存在するが、今回採取したサンプルのように、比較的大型の子実体を持つ種はコレラタケだと判断した。

2025年12月撮影

2025年12月撮影

2025年12月撮影