マツオウジ Neolentinus suffrutescens

2026年6月撮影 長野県

 

発生環境

針葉樹(マツ、カラマツ、スギ等)の倒木や切り株

発生時期

晩春~秋

生活型

木材腐朽菌

食毒

食用(ただし生食、過食で軽度の中毒)

 

晩春~秋にかけて、特にマツなどの針葉樹林の倒木や切り株から発生する。比較的普通種で、マツが多く植えられている公園などでも発生することがある。柄にツバを持たない個体をマツオウジ(N.suffrutescens)、ツバを持つ個体をツバマツオウジ(N.lepideus)として分けることもあるが、中間的な個体も多く、ここでは同種として扱う。食用となるが、特に柄の肉質が強靭である故、生食や加熱不十分、過食で消化器官系の中毒を起こすことがある。

 

2026年6月撮影 長野県

カサは初めは饅頭型で、成長すると平らに広がる。表面は白色~クリーム色~淡黄色で同心円状に淡黄土色~茶褐色の鱗片が付着する。鱗片は成長と共にひび割れる。粘性はない。

 

2026年6月撮影 長野県

柄は白色~クリーム色の下地に淡黄土色~赤褐色の鱗片を持つ。帯白色のツバを持つ個体も存在するが、ツバを持たない個体、中間的な個体も存在している。中空で非常に硬い。

 

2026年6月撮影 長野県

ヒダは、白色でやや疎、鋸状。柄に湾生~垂生する。

 

2026年6月撮影 長野県

 

2024年8月撮影 東京都