マルミアリタケ Ophiocordyceps formicarum

2026年3月撮影 山梨県

 

発生場所

ムネアカオオアリ、ミカドオオアリなど

発生時期

春~初夏

食毒

不明

生活型

寄生菌

 

春~初夏の比較的早い時期に、朽木内で冬眠中のムネアカオオアリやミカドオオアリから発生する。女王蟻からの発生が多いが、ワーカーから発生することもある。アリ生の冬虫夏草の中では大型で派手な色をしているが、地上部に露出している子実体の高さは1cm以下であることが多く、非常に小さい。比較的普通種とされているが、近年、減少してきている。

 

2026年3月撮影 山梨県

マツ等の朽木の割れ目から、鮮黄色の子実体を発生させる。非常に目立つ黄色だが、朽木外に露出している結実部分は僅か2~4mm程度であり、注意深く探さなければ見落としてしまう。

 

2026年3月撮影 山梨県

朽木を掘り起こすと、球形の結実部の下に長く伸びるストローマが出現する。ストローマは結実部よりも淡色~白色を帯びることが多い。

 

2026年3月撮影 山梨県

掘り起こすと大型のアリから発生していることを確認できる。宿主から複数本発生することが多いようだ。

 

2026年3月撮影 山梨県

宿主の体内の器官は全てマルミアリタケの黄色の菌糸で置き換えられている。