ケショウハツ Russula violeipes

2022年6月撮影 東京都 

 

発生場所

広葉樹林(ブナ科)

発生時期

夏~秋

生活型

外生菌根菌

食毒

不明

 

夏~秋、ブナ科広葉樹林に発生する。カブトムシ(の飼育環境)の様な臭気を有する点で有名な種の1つであり、同様の臭気を持つニオイコベニタケ(R.bella)、ムラサキカスリタケ(R.amoena)と合わせてカブトムシ臭御三家と呼ばれることもある。桃の果実の様な色合いをしているが、個体によっては赤味が薄く、淡黄色が強い場合もある。カサ表面が粉を噴いたような質感になっており、特有の臭気と合わせて識別は容易である。しばしばニオイコベニタケと混同されるが、本種はより大型であり、全体的にニオイコベニタケよりも落ち着いた色合いをしていることが多い。また、カサの粉質がより強い傾向がある。

一部の書籍などでは食用とされているが一般的ではなく、カブトムシ臭は食欲の湧く臭気ではないため食用価値はないと考えられる。

  

2024年6月撮影 東京都

カサは初めは淡黄色で成長と共に淡桃色~紫桃色の濃淡が入り、桃の果実の様な印象。粉質で、成長すると反り返る。湿時は粘性がある。

 

2024年6月撮影 東京都

柄は白色だが部分的に淡桃色のぼかしが入る個体もある。中実。

ヒダは白色~クリーム色でやや密。全体的にカブトムシ様の臭気を持つ。

 

2024年6月撮影 東京都

 

2024年6月撮影 東京都

 

2024年6月撮影 東京都