植林地で春のきのこ探し

このブログの公開は4月となっておりますが、実際に行った日は3月19日です。

3月19日に記事を書いてるかのような表現を使っていますのでご了承ください。

記念すべき当サイト1個目の釣行、探査記事です。今回は3月に入って久しぶりに雨が降ったのできのこ狩りに行きました。

最近、いやこのサイトの設立を考え始めた10月くらいから、急に冬虫夏草も好きになり、やたら今すぐにでも見つけたい、そう思うようになっていました。2月下旬に入って定期的に釣りやきのこに時間を使うことができる状態になれたため、本格的に探して行きます!

今回はあえて杉、ヒノキがメインとなる植林地に来ました。春と言ってもまだ3月、外生菌根菌は非常に少ないので、腐生菌が多め、かつ冬虫夏草も見つけたく、常時湿っている植林地を選びました。

最初に見つけたのはきのこではなく、ワサビです。この沢沿いでは比較的普通に見つかります。今回は根はスルーして葉だけ採取。

最初に見つけたきのこはアラゲキクラゲ。これはスギ、ヒノキの植林地でなくても見つかりますが、根っこごと倒れた広葉樹にそこそこいいサイズが生えており、採取しました。

次に見つかったのはヒラタケです。上のアラゲキクラゲと同じ木に生えていました。非常に小さいですが。

ちなみに1枚だけあったヒラタケは他のきのこと混ぜて食べる予定でしたが、冷蔵庫に保存し、翌日見たところ白こぶ病が発生していましたw

なんかスギ・ヒノキ林以外でも見られる、と言うか本来広葉樹に生えるきのこが連続してますが、ヒメキクラゲがありました。一応食べられます。画像的に広葉樹林に見えますが、一部にケヤキ、ニワトコ、桜があるだけのエリアです。

ここからはしばらくアラゲキクラゲ地獄でしたw

冬虫夏草、特に今の時期なのでオオセミタケらへんを探していると、このような非常に小さなチャワンタケも見つかりました。恐らくスギ黒点枝枯病菌と言われるやつでしょう。名前から分かるようにスギの葉を部分的に枯死させる菌ですが、それを引き起こすのがこのチャワンタケ。子実体の方に和名が付いていない!

次は沢筋で発見。ミイノモミウラモドキですね。同属に名前にモミウラが付く種が多めですが、3月に見つかるのは本種ぐらい。

キチャワンタケ…属だと思います。モミ林に生える個体に比べて小さく、青変性がほぼないんですよね…

ニガクリタケ。本当に1年中見られるのですが、春のスギ材と言うことでヒメアジロガサモドキなども探したものの、見つかるのはニガクリだけでした。

 こんなに連続して都合よく近くに花が落ちていることなどなく、当たり前ですがヤラセですwツバキキンカクチャワンタケです。かなり前から存在は知っていたものの、状態の良い個体の撮影ができず、今回やっと撮影できました。そしてこの場所で杉の落葉をどけて本種を探していた際にかなり大き目なスギ黒点枝枯病菌もありましたが、同時に本種も見つかり、撮影を後にしたところ見失ってしまった。

クヌギタケ属だと思いますが、正確な種は分かりませんでした。

この後はポイントを全て周り、アラゲキクラゲの画像でちらっと移っている沢と下山したところの近くの川で釣りをしました。https://www.youtube.com/watch?v=CxBKPXg5etE この動画のep1 ですね。

そしてその河原にもアラゲキクラゲがありました。

釣行記事もここで書くべきなのかもしれませんが、動画を見てもらうと分かる通り、記事にするほどでもないので、今回はきのこ探しだけとします。

ちなみにカワムツをルアーで狙っていましたが(チャビング)まだ魚影はなく、釣れませんでした。ここから連続釣行を重ね、貴重な1匹にたどり着くことができましたが、それはまた別の話。今回はここで離脱とします。

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