久しぶりです。前回の記事から翌日、翌々日と連続して記事を投稿しそうな勢いでしたが、少しいろいろとあり今に至ります。
実は私は2個部活に入っているわけですがそのうちの片方で部誌用のイラストを描かなくてはならなくて…遅れてしまいましたが7月8日の記録を書きます。
この日は午後からあきる野市の某所でホタルを見に行くと部活(上で述べている方ではない)の野外活動があり、午前中は一人できのこ探しへ行くことにしました。
まずは当サイト図鑑で多くの外生菌根菌の撮影場所となった松の木が多い場所へ
そろそろ時期的にヤマドリタケモドキとかも出ててもよさそうだなと思いましたが…
ありませんでした。確かにほとんど雨が降ってなかったのでそこまで期待はしていませんでしたが残骸すら1個も見当たりません。
これはだめだなと思い、雑木林のエリアへ
比較的子実体の寿命が長い冬虫夏草を探そうと思いましたが普段冬虫夏草を探しているような沢+苔のあるような場所じゃないんですよね。
ダメもとで探していると…
オサムシタケが見つかりました!
比較的落ち葉がなく、地面が露出しているような場所にありました。
雑木林の斜面で過去に4回ほど見つけたことがあり、自分の中では比較的ポピュラーな種ですが、西日本だと少ないようですね。ネット上の冬虫夏草屋は多くいますが西日本率高い気がするんですよね。自分は東日本ですが。
意外とすぐに見つかったのでその後も探しますが何もなかったので移動
次は里山っぽい雰囲気の場所へ
移動してすぐ、アイタケが見つかりました。なんとなく開けた感じの場所で発見が多い気がします。
結構すぐ見つかったのでここは意外と期待できるかなとも思いましたが、ほとんど見つからず雑木林をほぼ1周。
やっと見つかったのはテングツルタケ。かなり前から画像があり図鑑に追加できそうでしたが裏の画像がなかったのでちょうどよかったです。
そしてテングツルタケを撮影ししゃがんでいると…
ん?
こ、これは…冬虫夏草ではないか!
なかなかに小さいですがクモから生えています。
若干脚が見えますよね?
恐らくTorrubiella pulvinataでしょうか?宿主が小さすぎて菌糸によりほぼ原形をとどめていませんが。
まぁ正確な種がわからないので図鑑には載せないと思いますが。
その後はあまりにも暑すぎたので最寄り駅へ避難。「今から集合時間まで2時間ほどあるな、
うん、寝よう(笑)」待合室で寝てましたw
無論寝過ごすことなどなく、五日市線に乗り集合場所へ。
今の時期は6時30分くらいまでなら余裕で探せるほど明るいので、友人の前で冬虫夏草を見つけてやるぞーと気合入れて観察場所へ。一応採取禁止なので撮影だけにしました。
ホタルの観察時間まで周辺で観察会をする感じですね。
普段1人で探していますが、たまには大勢でいろいろと話しながら探すのも楽しいですね。
少し森に入ったところで大きなきのこがあるよ!と
クサハツでした。この個体はそこまで臭いがありませんでしたが。図鑑用に裏も撮影したかったのですが採取禁止エリアなのでカサだけ撮影。まぁクサハツの画像は結構持っているので何も問題ありません。
少しぶれましたがキツネノカラカサ属です。裏なども確認すれば正確な名前がわかりそうでしたが。
実はこの時、湿地に残って観察するか山に登るか2つの組に分かれて行動していたときですが山なら登り慣れているはずですがいつもの冬虫夏草フィールドと同じ感覚だと沢が流れていないので鬼暑いですね。
さすがに疲れました。
ちなみに湿地の方ではアカガエルやサワガニなどを見つけました。
だいぶ暗くなってから発見しましたがハナサナギタケありました。
いい感じの苔むしたスギの丸太があったので探してみたら1発で見つかりました。普段は何個も朽木を凝視してやっと見つかるレベルですが。
当然採取禁止なので掘らずにそっとしておきました。
あとホタルの時間の少し前に地元の方が花火を打ち上げてたので皆で見ました。花火は美しいですが何よりも発射場所が目の前だったので音が銃撃戦でした。
そしてホタルはそこそこ見れましたが、写真はありません。
今使っているSONY DSC-TX30は暗闇での撮影が難しそうです。スマホでもほぼ無理でした。
でも見られたので満足です。
そして今回の活動?は終わりました。
初夏のきのこはあまりありませんでしたが冬虫夏草を3種類見つけられてよかったです。
また部の皆さんとの観察も非常に充実していました。お疲れ様でした。
明日は本格的に冬虫夏草探しに行きます!
次記事に続く…
コメントを残す