お久しぶりです。27日の投稿後すぐに23日の記録を書こうと思ってましたが今になって投稿となってしまいました。27日から1週間以上期間があったため書くべき記事はかなりありますが…
今回は7月23日の記事を書きます。
カワムツトップ釣行の前日、毎度おなじみ植林地、沢沿いに行きました。ほとんど雨が降ってなかったので見つかるのはほぼ冬虫夏草でしょう。
重要なのは決して私が冬虫夏草の専門家ではないということです。全体的に幅広い種類、その中でもヌメリガサ科、クヌギタケ科が特に好き、といった感じなので
まぁ自由に楽しめたらいいでしょう。
まずは7月9日に見つけたAkanthomyces aculeatus と思われる蛾の蛹から発生した菌を見に行きました。案の定2週間前とほぼ同じ姿でしたがほとんど雨が降っていなかったので少し乾燥気味でした。
次に見つけたのはハナサナギタケです。前回見つけた場所のすぐ近くでしたのでいわゆる発生坪と呼ばれる環境なのでしょう。スギの葉に包まった蛹から出ているようでした。
沢に降りてより湿ったエリアでの探索開始。するとすぐに見つかりました。葉に付いたこの物体は冬虫夏草でしょうか?茶色の綿状の物で覆われた物体にスエヒロタケのような白いものが出ています。何かの卵嚢、もしくは蛹からの発生か、それとも菌糸に覆われた虫か、未だに判明できてませんが判明し次第報告します。
少し進んでハナサナギタケをまた発見。この個体は落ち葉を貫通して子実体が出てきているようです。ハマキガ的な蛾の蛹から生えてきた感じですかね。
それにしても眼の周りに飛来してくるコバエ、通称メマトイが多すぎて非常に探しにくいですね。サングラスをしても普通に寄ってきたりしますし、一番不快なのが耳元で羽音を鳴らしてくる点です。こればかりは仕方がないことですね。次はハッカ油スプレーでも使おうかな。
普段は入らない極細支流になんとなく入りました。するとカメムシタケを発見。1匹のカメムシから4本の子実体が出ています。緑系のカメムシが宿主のようで、やはり1匹から複数本発生すると1匹1本の子実体よりも細短くなるようです。
水際の湿った斜面を見てると… 極小のオレンジ色の何かを発見。これは冬虫夏草だったりする?と思いましたが掘ってみると…
しっかりと冬虫夏草でした。しかも宿主は恐らくハチの繭?といった所でしょうか。子実体のサイズに対し埋まっている部分が長くよくギロチンしなかったなと思いました。
この時は「ヒメサナギタケ?なんかそんな名前のやつだった希ガス」
と思いサンプルとして持ち帰りました。
こちらが持ち帰った個体です。
そして家で調べてみたところ、やはりヒメサナギタケモドキが近いかなと
ヒメサナギタケモドキはイラガなどの繭から発生するらしく今回見つけた個体はハチの繭のようなのでただ単に宿主が違うだけなのか?それとも別種か?
実際ネット上でもこれと同種と思われる冬虫夏草の画像がありました。
ハチノヒメサナギタケモドキと仮称で呼ばれるものと同種である可能性が高いと感じました。
一応サンプルとして持ち帰りましたがその後標本にすることもなく処分となってしまいましたが冬虫夏草を本格的に探し始めて比較的珍しい?種に触れられただけでよかったです。
今月はより多くの動画、記事、画像も発展させていくので楽しみにしていてください!
今回はここで離脱とします。
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