そう言えば、菌類用のInstagramアカウントを作りました。
こちらから飛ぶことができます。
まだ数枚しか投稿していませんが… 自分はYoutubeやInstagram(本垢)で釣りの投稿をしていますが釣りよりも歴の長いきのこはこのホームページだけ、それも今年始めたばかりなので、このサイトや私の発見したきのこをより知ってもらうため、というかかなり前から始めようと思っていたので興味のある方は見てみてください。
今回の記事、撮影日は8月26日ですが、バス釣りをしに、荒川水系の河川へ行ってきました。
早起きし、激流ラバージグ動画のポイントへ2か月ぶりに行きましたが…
4時間ほど狙って釣果はこの1匹のみでした。
と言うのも、前に来た際と同じ土曜日だったにも関わらず、先行者、同業者の人数が過去最多でした(前回は今回よりも遅く来ましたが先行者、同業者は0)。
ほとんど狙えるポイントが限られてました。激流のポイントも、常に人が入っており、近寄ることは困難、普段はあまり投げないポイントでなんとかコバスが釣れてくれました。
HITルアーはシャッドインパクト3のノーシンカーリグ(マス針ちょん掛け)です。
これは無理そうだ、と諦め、カワムツを釣りに前から気になっていた支流へ移動することに。
すると途中でただならぬ雰囲気を放つ森を発見。
最近は雨が降っても短時間ですし、降っても気温が全く下がらない状況で、近所でも全くきのこの発生を確認できませんでした。
今回もどうせなさそうだなとダメもとで入ってみましたが意外ときのこが多かったのできのこ探しに変更しました。
森に入る寸前、歩道横の苔で発見しました。最初アケボノタケかな?と思いましたが取ってみると所々黄色味を帯びている様子。
トガリツキミタケのようです。少し離れた所にあった老菌から判断しました。確かにこの北にある公園の周辺でトガリツキミタケを多数確認したことがありました。
森へ入るとすぐにミドリニガイグチを発見。かなり状態が良く、典型的な個体で図鑑に追加できそう、いや他にも見つからないとできないか、と思い周囲を探すと…
すぐに4~5本ほど見つかりました。それも割と新しい状態の個体ばかりです。
次に見つかったのはムラサキヤマドリタケです。やたら小さくて細い個体しかありませんでしたが本来は比較的大型のイグチです。
今年初ムラサキヤマドリタケだ!食べよう!と思い、採取するとなにやら柄が凹む感触が
カサ、管孔とともに開きすぎてなく、型も良い完璧な幼菌個体だと思いましたが柄を切ると案の定虫が食い荒らした跡が、流石に食欲失せますね… 土に埋まった根本から侵入してるようです。
その後周囲で多数発見しましたが殆ど虫が入った後でした。カサには虫が入っていない事が多いですが持ち帰り用の袋をいつもより少なく持ってきていたのでわざわざカサだけ持ち帰りはせずに、諦めました。
ムラサキカスリタケ
ニオイコベニタケよりも紫味が濃い。
思ったより生えていそうなので場所を変更。
5月にワカクサタケを発見した公園へ移動しました。
移動中の遊歩道でもムラサキヤマドリタケを発見。非常に状態が良く見えますが既に内部は虫の巣窟でした。そしてコガネヤマドリ?と思われる幼菌も発見しました。
ウスキモリノカサも発見。
食用ですがカサが開いてくると肉が薄くなり食べ応えはそこまでありません。
その後目的の公園に到着。
すると道路の横に何やら黄色い物体が
まさかのコガネキヌカラカサタケが大量に横たわっているという状況に遭遇w
どうやら捨てられた観葉植物用の土から生えてきてるようです。
ここまで生えているとは… 流石に少し気持ち悪い、というか不気味ですね…
気を取り直し森の中へ入っていきます。すると植え込みの中で発見しました。
ここに来て冬虫夏草も発見!
ツクツクボウシタケでした。
何気にセミ生の冬虫夏草は見たことがなかったので嬉しかったです。
雑木林に入ると砂利道でノウタケを発見!
ムラサキヤマドリタケと同様、柄は壊滅してました…
カサだけならいけるかとも思いましたがカサの穴から小さい甲虫が出てきて食欲が失せたのでスルーしました。
ベニタケ属不明
アカカバイロタケではない。
いい感じでコンスタントにきのこが見つかってきたところで…
今年初ヤマドリタケモドキ!柄がギッチリ締まっており、完璧な状態です。
無論スルーする手などなく、キープしました。
何気にヤマドリタケモドキの図鑑に乗せられそうな画像がなかったので喜んでいると奥の方で褐色のカサが多数目に入り…
!!!
久しぶりにヤマドリタケモドキの群生に出会えました。
しかし全て状態が悪いですね…
柄には当然のように虫が食い荒らしてますしカサも開きすぎてます(泣)
その後少し離れた斜面で見るからに無傷な個体を5本ほど発見!
それでも根本付近は食い荒らされていますが硬く締まった最高の状態で採取できました♪
この大きさでほぼ虫が侵入していない個体が多いエリア、幼菌の時点で食い荒らされ中身スカスカ個体ばかりのエリアで何か違いがあるのですかね…
ウスキテングタケ
8月下旬~9月にかけてよく見かける。近所の公園では毎年大群生が見られるのでそちらも近頃掲載したい。
アキノアシナガイグチ
ヒメヌメリイグチも疑いましたがカサの質感、柄の長さ的にアキノアシナガイグチで合ってると思われます。
その後前から気になっていたマツ林のエリアへ入るも不発、途中でダイダイイグチなども発見し帰宅となりました。
今回はヤマドリタケモドキ5本とムラサキヤマドリタケ2本を持ち帰りました。
普段は多少虫が入っていてもそこまで気にしませんが今回は袋が少なかったので虫がほぼ入っていない個体を厳選しました。
1本目の幼菌はさっと湯がいて刺身に。
ヤマドリタケモドキ自体のうまみも素晴らしいですが、何より食感がまるでアワビのようになりサクサクと歯切れがよく気づいたら皿の中が氷だけになってました(笑)
あとはチーズ乗せて焼いたり、パスタにしたりしましたが画像はなく
とりあえず久々の豊作?を堪能できて良かったです。
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