6月に入りました。もう2024年の半分が経過したと言うことになりますね…早すぎます。
このサイトを設立し、最初の菌類ハイシーズンからもう1年が経過した、そう考えるとどんだけ体感時間が短くなっていくんだよぉーと思います。
今回は6月最初、梅雨入りした瞬間の探索と言っても過言ではないでしょう。本格的な降水は翌日からですが。
梅雨入り、ハイシーズン最初の探索に選んだのは、松の木が多い地元の公園です。
まずこの記事のヘッダー画像のネジバナから分かる通り、完全に1年前の記事とやっていることが一致していますw
それぐらい当時の思い出が恋しくなったと思っていますw
ただ2日連続大雨後の探索だった1年前と異なり、今回は少し雨が降った程度なので期待し過ぎずに撮影、探索をしていこうと思います。
ツエタケ属
場所と種がやや違えど丁度1年前もこのフィールドで発見しました(当時はヒマラヤツエタケ)
ベニタケ属
灰紫褐色で、柄にもカサと同色を帯びています。
こう言う系をDNA鑑定で調べてみたいですね。
倒木に大群生イタチタケ
一瞬キララタケ系かと思いましたがイタチタケでした。
もっと丁寧に撮影したかったものの、倒木本体がアリの巣と化しており、大量のアリを前にうp主は何もできなかったようです。(うp主は蟻が嫌い)
シロキクラゲ
生えたての様に見えましたが、ほぼ全ての個体が弾力が少なく、食べるには遅い個体ばかりでした。
アラゲコベニチャワンタケ属
地元でScutellinia属を見つけるのは何気に初めてなので嬉しかったです。
割と大型でクヌギから群生していました。後日顕微鏡で毛の根本を見てみたところ、分岐が確認できたのでアラゲコベニチャワンタケである可能性が高くなりましたが、学校でDNA鑑定も行うこととなったので、結果を楽しみにしていてください。
えーっと… 何でしたっけ
ニセホウライタケとかに近い系の種ということは1発で分かりますが名前が出てこない!
ですがまぁ、梅雨らしいオチバタケ系も今年初撮影ですね。
ウラベニガサ
個人的に晩春~初夏のイメージが強すぎるきのこです。
やはりウラベニガサ系も見ないと梅雨になった気がしませんね。
クサハツモドキ
アーモンドと言うか、杏仁臭と言うか…そんな感じの臭気を持っています。
最初はクサハツだと予想したのであのクサハツ臭を覚悟して臭いを嗅ぎましたが、明らかにアーモンドのような香りを感じました。
トガリツキミタケ
まさに梅雨、これぞ梅雨と言える種の発見。
それ以上に、地元でヌメリガサ科が見られたことに歓喜が湧き出ましたw
私が最も愛している(?)種の1つがヌメリガサ科ですからね。
ナカグロモリノカサ
ハラタケ属も出てきて、本当に梅雨入り、シーズンインを感じます。
テングタケ
もう完全に梅雨ですね(^_-)-☆
割と周囲には枯れた個体も多く生えていたので5月から既に一定量が生えていたと言ったところでしょうか?
なら今年はシーズンインが結構早そうですね。遅い年は7月に入ってようやくヒビワレシロハツが生えてきたレベルでしたので。
そんな感じで梅雨最初の探索でした。
雨がそこまで多く降った訳ではありませんでしたが、期待以上の収穫でした。
ここから確実に外生菌根菌が増えてくるでしょう。
今年もガンガン撮影、図鑑に追加していきますよぉ!
今回はここで離脱とします。
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