AWA7AKE

  • 3連休最終日の記録です!

    日曜日はどこかしら釣行にでも行こうかなと思っていましたが、一日中大雨。なら近所の公園に探索にでも行けばいいかと思っていましたが、訳あって1日中家の中で過ごしていました。

    1日中家にいることは、私の中では珍しいことです。

    さて、今回3連休の最終日、7月15日は、元々山梨県(長野県)に遠征探索に行くプランを立てていました。1年前の同時期も同じような記事がありましたね。

    今回も当時の記事と同じ場所に行きます。新幹線でちゃちゃっとGO!

    1年前は長野県と言っていましたが、正確にはギリギリ山梨県になっていました。

    天気予報では1日中雨でしたが、いざ訪れると運良く予報ははずれ、殆ど曇り、むしろ晴れる時間帯もありました。日頃の行いが良いからでしょう。

     

    まずは森林ではなく、道路沿いにある神社を見ていきます。松の木が多く生えています。

    私が今回のフィールドを訪れる際は、まず最初にこの神社を見て、そこでの発生量で、メインの山での発生量の予測をする。そんなスタイルでした。去年の7月は全く生えていませんでしたが…

    タマゴタケ

    初手からタマゴタケの発見となりました。それも5本ほど生えていました。これは確実に期待できます。

    前々回くらいの探索ではタマゴタケの撮影ができることに大興奮の様子でしたが、今回はスマートにやったー程度。ですが、低地の個体に比べると、明らかに色が違いますよね。低地の個体はただただ赤い感じですが、上のような、寒冷地の個体は透き通って落ち着いた赤色をしてますね。そしてでかい。

    イボテングタケ

    これもまた夏の松林って感じのきのこですね。近所の公園でも見られますが、こちらの場所の方が綺麗に見えますね。

    イロガワリ

    イグチ系も出ていてとりあえず安心です。これなら山の方も期待できそうです。

    ジャガイモ感のある臭いがします。

     

    最初の神社で、割と良い、と言うか近年の探索の中ではずば抜けてきのこが多いので、期待値を爆上げし、山に向かいます。

    カメムシタケ

    山に入って最初に見つけたのが意外にも冬虫夏草。

    湿っていてなんとなく良さそうだな~と思った斜面を見ていると即座に発見。

    界隈では森林型と呼ばれるO,nutansの方ですね。草地型のO,asianaも見てみたところです。

     

    いきなり冬虫夏草なら、更に期待できる、そう思い進んでいきますが…

    意外とない

    絶対あるだろ~と何回も思い、探していきますが全く見つかりません。あれ?神社の発生量は何だったのか…

    ニカワホウキタケ

    と言いつつも、徐々に見つかってきました。

    ニカワホウキタケはこの後も多数の発生を確認できました。

    アオアシアセタケ

    根本が青味を帯びるやや珍しいアセタケ属です。初発見だったので嬉しかった。

    シビレタケ系とナラタケを足したような見た目をしていますね。

    晴れている日に撮影すれば最高でしたが、展望デッキ的な場所から訪れれば毎回牧場を撮影します。標高1000m超えの高原なので、夏でも涼しいのですが、近年は普通に暑いんですよね…

    ただ今回は曇りなのでいい感じに涼しく感じます。

    キリンタケ

    市場に出回る図鑑にはそれなりに載っていますが、私は今回で初発見となりました。

    ガンタケ感ありましたが全体的に灰茶色で、尖ったイボが付着します。

    コケイロサラタケ(モドキ)

    こちらも初見となります。「コケイロサラタケとされているものの相当数がコケイロサラタケモドキと考えられる」大手のwebきのこ図鑑経営者のページにそう書いてあったため、(モドキ)としました。サンプル採取し、胞子の構造を見るべきでした。

    ナメアシタケ

    クヌギタケ属の中では標高が高いフィールドでないとまず見られない種だと思っています。

    単生なのが惜しいですが、出会いに感謝し、撮影。9月にも撮影しましたけどね。

     

    割と見つかってるやないかい と思うかもしれませんが、歩行距離の割には全然少ない方です。

    これまでの経験上、最初の神社で多数の発生があれば、恐らく山に入ってからのこの時点で10種は掲載されているはずです。

    モミ、カラマツ、白樺の森林だとそもそも夏は秋ほどの発生がないのでしょうか。

    モモイロダクリオキン

    黄色いきのこの多いDacrymyces属の中では珍しく桃色。

    ガンタケ

    湿っていて多く生えていそうなのになぁ、と思って暫く歩いていると突然巨大なきのこが立ちふさがりました(笑)

    ここまで巨大なガンタケは初めて見ました。

    周囲の笹はクマザサです。その大きさがよく分かると思います。

    図鑑のためにツボなども見たいところでしたが、あまりに巨大で引っこ抜くのが勿体なかったのでそっとしておきました。

    アラゲコベニチャワンタケ属

    今回の探索では、何気にアラゲコベニチャワンタケ属のサンプル採取も結構期待していたので、無事に発見できて良かった。意外と見つからず、焦っていましたが、じっくりと探した甲斐があったと思います。普段、メインフィールドで見つける個体に比べると赤味が強く感じます。

    無事にサンプル採取をし、翌々日、PCRの実験に持ち込めたので、研究が進みそうです。

    ハナオチバタケ

    地元では褐色型ばかり見つかるので、ピンク型を見つけると嬉しくなります。

    ヒメコガサ

    緑色の苔で覆いつくされた倒木ではコンスタントに見つかりました。去年もこの遠征で見つけましたね。

    雨で増水気味ですが、渓谷沿いを探していきます。10m以上上を歩いても飛沫が飛んでくるので、普通に歩いているだけでも楽しめます。

    ミズベノクズダマタケ?

    ピンタケ的な感じで水没した木から発生する水中型のきのこだと思われますが詳細は不明。

    サンプル採取すればよかったと後悔。

    ワサビタケ

    2~3月に数回確認しましたが、味を確かめたことがなかったので今回は咀嚼。

    確かにワサビの如く辛いですが、ツチカブリ等と比べると全然マシな方ですかね。

    カラマツベニハナイグチ

    1本だけだったので、やはりカラマツ系のきのこは夏には秋ほど発生しないようですね。

    カラマツチチタケ

    またカラマツ林特有のきのこですがこちらも1本のみ。

    ウラグロニガイグチ

    毒だと言われることもあるが、食用と言われることもある。

    個人的に、ニセアシベニイグチと並んで毒菌説を信じています。

    仮に毒成分がなく、確実に食用だとしても食欲が沸く見た目ではありませんね。

    ヒメダクリオキン

    去年の6月に地元フィールドで確認して以来、また撮影したいと思っていたので撮影が叶った。

    タマゴタケ

    山を抜け、集落的な場所の芝生に数本出ていました。

    2枚目は背景の建物もいい感じにヨーロピアンで、セイヨウタマゴタケ感が漂いますね(笑)

    ここまでの感じで、森林の方は意外ときのこが少なく、開けた公園的な場所の方が多いのではないか?と思ってきました。

    そろそろ駅の方向に進み始めるべき時間となったので、今度は公園的な場所をメインに探します。

    チチタケ

    2021年7月11日に見つけたポイントに3年後訪れたら、見事に発見。それもでかい!

    周りを探すと案の定、ポンポン見つかります。

    久しぶりにチチタケの乳液を咀嚼しましたが、何とも言えない特有の風味が懐かしいですw

    3年ぶりのチチタケでしたのでね。

    これはうどん確定ですw

     

    そしてその後、最初に風景を撮影した牧場付近のモミの木が数本生える芝生エリアへ

     

    えぇーっと

    ここはヨーロッパですか?

    いいえ、山梨県です。

    見てくださいこの透き通るほど鮮やかなタマゴタケを いや、セイヨウタマゴタケと言っても過言ではないかもしれない。

    そして背景が牧場。どう見ても日本の風景ではないw

    もう低地のタマゴタケが科レベルで別種に思えますw こんなに美しいタマゴタケなんて初めて見ましたよ!(決して低地のタマゴタケを侮辱している訳ではありません)

    とりあえず虫食いも一切なく、完璧すぎます。

    先週の探索でタマゴタケを見ていなかったら大発狂だったんでしょうね。

    もう最後のタマゴタケに全て持っていかれましたw

    これはタマゴタケを図鑑に追加確定ですね!本当に来てよかった!

     

    そんな感じで今回の探索は終了です。

    前半の内容がほぼ飛びかけていますが、夏にこのフィールドを訪れた回では、過去最高の発見がありました。

    前回の収穫も含め、7月だけでも相当な数の種を図鑑に追加できると思われます。

     

    本当に楽しかった…

     

  • 3連休紀行1

     定期考査も終わり、ようやく平和な生活が戻ってきたタイミングでの3連休は激熱!

    当然ながらフィールドに行かないはずもなく、3連休初日は本格的な動画撮影をしに行きました。

    何気に、YouTubeの釣行動画が全く撮影できていない状況なので、半ば無理矢理撮影ですが、釣行動画と菌類動画をミックスした動画にする予定で、フィールドにgo! 

     

    まずはやや渓流感のある河川とその支流でカワムツ狙い。最初は2年前から巨大カワムツを多く確認し、釣行したいなと思っていた謎の激濁り水路に行きました。が、環境が変わったのか、稚魚が少し追ってくるだけ。

    唯一コバスが釣れました。恐らく人生で釣ったバスの中で最小サイズでしょう。

    それ以前にこの川にバスがいることが衝撃でしたが。

     その後本流で狙うも全くの無反応。

    2ヶ月前に訪れた際は大量に居たんですけどね…

    突然1匹釣れたもののあまりに釣れないので動画撮影を怠ってしまいました。

    その後、撮れ高を求め魚影のある支流へ移動。

    支流ではいい感じに釣れてまぁなかなかの撮れ高になったのでしょうか。

     そんな感じで釣行は一旦ここで終了。

    更に移動した水路でも釣れましたが、ここでは割愛します。

    お次はきのこです。

    コガネキヌカラカサタケ

    自然の切り株から発生する姿は初めて見ました。

    ツブカラカサタケ

    しれっと掲載してますが…思わず声が出るほど嬉しい発見となりました。と言うのも、私は今回のが初確認なんです。

    ウッドチップ等割と公園的な場所にも生えるようですが、1回も見たことがなかったのです。

    そしてハラタケ科愛好家である私からしたら、我が国でシロカラカサタケ属(Leucoagaricus)の代表格である本種は是非とも撮影したかった!

    幼菌は割とナカグロモリノカサ感があり、成菌はキツネノカラカサ感がありますね。

    こうして見ると結構毒々しいですね。

    特に幼菌のカサ。黒褐色の鱗片が密生し、ザラエノハラタケ、ナカグロモリノカサ感がありますが、それらよりも黒黒とし、ひび割れ感が緻密ですね。そして所々赤い。少なくとも私はこの見た目で食べようなんて思えませんね。

    あっ、言い遅れましたが毒成分を含む種です。

    ハタケキノコ

    ツブカラカサタケと同じウッドチップに大群生でした。

    ヤマジノカレバタケ

    夏~秋の雑木林ならいとも簡単に見つかりますが全く撮影をしてこなかったので図鑑用にじっくり撮影することができた。

    キニガイグチ

    今回の常緑樹林内では掃いて捨てるほど生えていました。食べられると言うが、食欲が沸く雰囲気ではないですね(笑)

    クロヒメカラカサタケ

    ハラタケ科愛好家(笑)である私からしたら、迫力のある夏きのこで賑わう時でも、小型のハラタケ科があるとかなり嬉しいです。

    ヤマブキウラベニガサ

    道路脇の日差し照り照りのウッドチップに発生。こんなに乾燥した場所に生えているということは相当雨が降り、きのこの生育に適したタイミングだったのでしょうね。

    ビビッドな黄色が上手く撮れず、少々後悔。

    ハナオチバタケ

    褐色型とピンク型両方を撮影できた。流石に混生はなかったですが。

     

    その後も雑木林を転々としたが特に収穫はなく、目の周りに寄ってくるコバエがあまりにも不快すぎて撤退。

    その周辺の川でもそこそこカワムツが釣れたのでよしとしましょう。

  • 復帰後の探索はやっぱり神!

    さぁ、毎定期考査後恒例の復帰1発目の探索のお時間がやって来ました!

     

    まずは軽く今回の定期考査の感想。困難を極めました。

    正直全く取れていないとしか思えません。

    高等学校に上がると、中等教育学校と異なり、定期考査で高得点を取得することの難易度が格段に上がるとは聞いていましたが、去年(1年生時代)は、数週間前から呼吸ができなくなるレベルの自習をして、良い時は90点台を叩き出すことができていました。

     

    しかし、基礎の単元ではなくなった現在、今まで以上の学習をしても、全く太刀打ちできないレベルに難易度が上がったなぁと、前回の考査から実感、

    当然ながら出せる実力は全て出しましたが、学習時間相応の点数、及び順位を叩き出せるのか…

     

    まぁ今は、そのテストが終わったばかり。3週間以上、ずっと我慢していたことを本気でやろうと思います。

     

    今回は去年の記事と似たようなことをします。

    部活動であきる野市某所へ、午後から蛍を見に行くという野外活動がある日でした。

    去年は午前中、個人で探索しに行ってましたね。

    当然ながら今年も同じように前半は個人で探索します。

     

    今回はワカクサタケを見つけたりヤマドリタケモドキを大量収穫したり等、夢がある公園へ。

    そこまで雨が多かった訳でもなかったので、軽くベニタケ系があるくらいだろうと思っていましたが…

     

    シロハツ

    小型だったのでケシロハツ、ツチカブリらへんを期待しましたが普通のシロハツ。

    一般的に針葉樹林に発生すると言われますが、最近は地元の雑木林でも普通に見かけます。

    自分がシロハツモドキと間違えることはないと信じますが、ここまで低地の広葉樹林ばかりで見つかると、不安になってきますw

     

    ムラサキヤマドリタケ

    去年の夏に、このフィールドで発見して大喜びしていましたが、しれっと公園の入り口からすぐの場所に生えていました。全て腐り気味でしたが。

    約4日前だったら食べごろだったのでしょう。

    ニオイコベニタケ

    今回の探索で一番発生が多かった種でした。

     

    ヤマドリタケモドキ

    って、しれっと今年初物のヤマドリタケモドキを見つけてるやないか!

    はい。去年の8月に見つけた場所だからって流石にそう簡単に見つかる訳ないでしょう、と思っていましたが普通にありました。

    しかも虫食いが意外と少ない!

    これはキープ確定です。

     

    開始数十分で予想を上回る収穫となりました、これは期待できるのでは、と進んでいきます。

     

    コオニイグチ

    取り合えずコオニイグチとしましたが正確ではありません。

     

    タマゴタケ

    って、今度はしれっと今年初物、と言うか3年ぶりのタマゴタケを発見してるやないか!

    はい。とんでもないぐらい久しぶりのタマゴタケを発見しました。2021年8月に富士山で発見して以来、全く確認していませんでした。

    別に珍しい種ではありませんし、知名度が極めて高い種ですが、やっぱりタマゴタケってだけでテンション上がりますね!

     

    そして普通に歩道の真横に1本だけ発生していたので、もしやと思い、歩道から少しずれた斜面を見下ろしたところ…

    いや赤すぎw

    そして気分も気温も熱すぎ暑すぎw

    生えてるわ生えてるわ。遠くから不自然に目立つ赤いカサ、懐かしい….w

     

    可愛らしい幼菌まで、最高じゃないか。

    これはもうこの一画に何時間もいられますねw

    何気に、友人から図鑑にタマゴタケは掲載していないんだ、と言われていたのでこれで掲載できますね。

    こんなに状態が良好な幼菌まであるなんて…暑さなんて感じるはずもなく収穫となりました。

     

    そして少し移動した先でもまたタマゴタケ

    形がいびつすぎて面白い😛

    ヒビワレキクバナイグチ

    何気に人生で初発見です。

    熱帯感の強いイグチですね。

     

    ノウタケ

    美形ですが既に根本は虫に食い荒らされ、収穫は断念。

     

    どんだけ見つかるんじゃぁw

    もうお腹いっぱいですよ~

    と言いつつも結局採取していました。幸せすぎですこの時間。

    ただツボの間からいきなりクロオオアリが出てきて、気絶しかけました。

     

    ミドリニガイグチ

    これも8月にこのフィールドで多く見つけた種です。

    ニガイグチと名乗っていますが苦味はありません。

     

    ムラサキカスリタケ

    これもまた去年の8月にこのフィールドで見つかりました。

    カサが派手にかじり取られていたのが惜しい。

     

    ヒメコナカブリツルタケ

    最近図鑑に追加したての種ですね。

    7月上旬こそ、ヒメコナカブリツルタケの最盛期と言っていいでしょう。

     

    ワカクサタケ

    うそやろ!ってなりました。鬼暑いですし殆ど雨が降っていない状況ですよ。

    流石にヌメリガサ科は厳しいだろうと思っていましたが見つかりました。それも乾燥にめっぽう弱いであろうワカクサタケ。

    タマゴタケといい、テストを頑張った自分を祝ってくれているのでしょうか?

    なら超嬉しい!

     

    そんな感じで前半の個人探索は終わりました。

    集合時間に丁度良い電車の時間まで、まだまだ余裕があるのでさらに移動しようとも考えましたが、あまりに暑く、生命の危機を感じたので早めに切り上げました。

    そして時間を潰すため、乗り換えの駅まで乗車し、一旦降りて逆方向の電車に乗ってまた戻ったり、を2回ほど繰り返していました。

     

    まぁそんな感じで野外活動のお時間となりました。

    こんな感じの林間田園地帯で夜まで待ちます。

    その間、周辺で自由に探索をしていました。

    アケボノドクツルタケ

    本家ドクツルタケではありませんが、超猛毒種の発見です。遊歩道の真横に悠々と純白のきのこが生えている状況で、自分なら嫌でも目に入りますが、自分と顧問以外は、特に意識していなかった様子で素通りして歩いていました。食べれば1本だろうとタヒぬのに…

     

    ウスヒラタケ

    極小ですがしっかりとシメジ臭が確認でき、秋を感じました(まだ初夏や)

     

    ハマクサギタマゴタケ

    日没後の発見だったのでボケボケですが、アケボノドクツルタケと異なり、条線があることが確認できます。そしてツバがあり、ツボも袋状のようなのでシロツルタケでもなく。

    臭い、ツボの2重構造は確認できませんでしたが特徴からしてハマクサギタマゴタケでしょう。

     

    そして辺りは闇に包まれ、ホタルの時間に。

    例年はホタル観察中は厳粛に、と言われていましたが、熊の目撃情報があったようで、皆さん賑やかに行きましょう、と言われました。

    静寂な森…ではなく、賑やかな暗闇でした。

     

    そして去年は夜間の撮影に関して一切知識がありませんでしたが、長時間露光がGoproでできることを知りました。

    と言う訳で釣行動画の撮影でお世話になっているGopro Hero11でホタルを撮影してみました♪

     

    初めての長時間露光でしたが、初回でホタルの軌道が撮影できたのはなかなかいいんじゃないですかね。

    ちなみにこの画像はバリバリ編集していますw

    元画像がこちらです。画面の明るさを上げると、中央やや上付近に光の軌道が確認できます。

    まぁホタルの画像は編集しているのが普通のようですが、本来は比較明合成という方法でやるそうです。

    通常のシャッター速度で撮影した画像と、同じ場所で長時間露光をして撮影したものを合成するスタイルですが、通常のモードでの撮影をし忘れました。

    そこでAfter effectsを使い、周囲の輝度を下げた後、ホタルの光をマスクで選択し、複製。それを加算でブレンドして無理やり明るくすると言う極めて卑怯な方法での編集となりましたw

     

    ともあれ、考査後の探索はやはり幸せですね。

  • 復帰!!!

    時の流れも速いものでもう7月ですね。

     

    えーまずは復帰の報告です。

    先月は3個記事を投稿して何の前触れもなく唐突に更新が2週間ほどストップしてしまいました。

    まぁ毎度おなじみ定期考査というものがあったのです。

    いつも通り何かしら、定期考査で暫く姿を眩ますと告知したかったところでしたが、思った以上に時間がなく、突然次の記事が7月最初の、復帰通告となってしまいました。

     

     さて、今回は定期考査が終わった当日の記事なので、特に本日の探索記などはありません。

    ただの復帰報告記事ではあまりに凡庸なので、更新休止報告の記事、6月最後の記事として投稿しようと思っていた6月某日の探索記を書こうと思います。

     

    今回もまた地元フィールドですが、学校関連のことで偶々その近くを訪れたため、軽く探した程度でしたが。

    今回は少な目です。

     

    ケショウハツ

     

    チチアワタケ

    今回一番多かった種。

    連日の晴天で1度乾燥を経てその後の雨で潤った感じなので表面がひび割れ、キノボリイグチ感のある個体が多かった。

     

    カサだけならキノボリイグチにしか見えませんw

     

    カワイーーーージョウタイヨスギーーーー

    本日、と言うか私がこれまで撮影してきたイグチ科史上top5に余裕で入るレベルの完璧個体の撮影ができました!

    まぁ当然ながらピントの具合や露光加減、そしてあまりゴミを払わずに撮影しているあたりベテランの撮り菌達には到底及びませんが…

    ヒメコナカブリツルタケ

    地元では飽きるほどに見られる種なので時期になればいつでも撮影できるのですが、裏側の撮影を全くしていなかったんですよね,,,

    そのため図鑑に追加することができていませんでした。

    今年こそは、と言うことで裏側もしっかり撮影。

    という訳でヒメコナカブリツルタケを図鑑に追加です!

    ツルタケ

     

    Guepiniopsis alpina?

     

    謎の昆虫から発生した謎のアナモルフ系

     

    そんな感じで控えめでしたが6月最後の探索でした。

    そしてチチアワタケも図鑑に追加完了です!

     

    ちなみに去年の7月第一週と全く同じで週末は学校の方々と都内某所へホタルを見に行きます。

    そこでの探索をお楽しみに!

  • じめじめ雑木林

    2日連続でーす。

    2日連続更新というのは久しぶりなのではないでしょうか。

     

    丁度1年前の今頃、6月の第一土曜日、日曜日は2日連続で探索に行きました。

    今年の6月第一土曜日は去年の同日と全く同じフィールドへ行ってきたので、その翌日である今回も同じ場所へ行こうと考えていました。そしてその周辺を流れる渓流的な川でカワムツを釣ろうとも計画していました。

     

    しかし、雨。

     

    雨雲レーダーで見たら赤色の雲が11時くらいから直撃する予報。これは断念せざるを得ない、と言うことになったので、午前中、雨が強くなる前に地元フィールドで探索することに。

     

    今回は久しぶりの大撮影でしたよ!

    まずは蚊だらけの薄暗い雑木林から

    ヒビワレシロハツ

    この時期の定番?と言ったところでしょう。

     

    アラゲカワキタケ(幼菌)

    もはやエリンギにしか見えないレベルですw

     

    シロキクラゲ

    今年も雑木林の枝に大発生する時期がやって来たようです。

    とりあえずその辺の枝の3本に1本はシロキクラゲが生えているレベルでの大発生でした。

     

    1枚目は深度合成しようと8枚撮影しましたが、虫が入ったりで失敗。 

     

    マンネンタケ

    硬質菌の幼菌~若菌が大発生しているのは初めて目撃。5か所程で鮮やかな棒状の幼菌が多く見られました。

     

     

    ニカワツノタケ

    コナラの幹から発生。予想以上にふさふさな印象。

     

    ウマノケタケ…と思いましたが後から見返すとアオキオチバタケとかその辺が近そうな気がしてきました。

    本家ウマノケタケは更に柄が華奢で長いような印象を勝手に持ちました。

     

    よくわからないベニタケ属も沢山出る時期になりましたね。

     

    ミナカタトマヤタケ?

    よくわからないアセタケ属も沢山出る時期になりましたね。

     

    ハイイロイタチタケ

    個人的に地元を代表する種と思っていますw

    普通種のようですが意外にも情報が少ない。

     

    クロキツネタケ

    地味に珍しい種のようです。ちなみに自分も初発見です。

     

    ダイダイガサ

    まさに初夏の種!

     

    ヒイロベニヒダタケ

    まさに初夏の種!(2)

    薄暗い常緑樹林で極めて目立つ超鮮やかな種ですね。

    ちなみにISO3200でこの明るさなので曇天の常緑樹林が相当に暗いことが分かります。

     

    ベニヒダタケ

    まさに初夏の種!(3)

    目が覚める程に鮮やかな黄色のカサを持ちますが和名がヒダの紅色に由来しているのが不思議すぎます。

     

    アシナガイタチタケ

    春に発生するイメージが強いですが、前日も枯れた個体が多数見つかったりと、発生時期が春~秋と言うのは伊達ではないよう。

     

    アラゲコベニチャワンタケ属

    2日連続アラゲコベニチャワンタケ属が見つかるとは…地元フィールドでもこの属が見つかるのはアツすぎ!

     

    当然ながらDNA用に採取。

     

    そして雑木林は一通り探し終えたのでお次は周辺の公園です。

     

    シロハツ 

    うp主は今年初撮影となる大型ベニタケ属です。

    シロハツモドキを期待しましたがノーマルでした。私の地元では、一般的なシロハツモドキの発生環境にもシロハツばかり発生します。

     

    ニオイコベニタケ

    1年ぶりに本種のカブトムシ臭を嗅いだ瞬間はもはや感動ものでしたw

    普通種ですが夏の訪れを感じさせてくれます。

    ちなみにニオイコベニタケのヒダを含む鮮明な画像が全くなかったのでこの機会に撮影し、図鑑にも追加しました!

     

    キクラゲ 

    シロキクラゲほどの大発生はありませんでしたがケヤキ、ニワトコなどの枝なら5本に1本の確率で生えているレベルでした。

     

    アミスギタケ

    梅雨入り寸前、他のきのこが少ないタイミングで異様に多く見られる種です。

    今年はやや控えめかな?

     

    その後、堰堤レベルで滝のような雨が降ってきたので離脱。

    食用に持ち帰った種はありませんが、今年初の大量撮影はなかなかに刺激的?でした。

     

    2日間で、まぁいい感じのシーズンインができたのではないでしょうか?

  • 梅雨入り1番の探索

    6月に入りました。もう2024年の半分が経過したと言うことになりますね…早すぎます。

     

     このサイトを設立し、最初の菌類ハイシーズンからもう1年が経過した、そう考えるとどんだけ体感時間が短くなっていくんだよぉーと思います。

     

     今回は6月最初、梅雨入りした瞬間の探索と言っても過言ではないでしょう。本格的な降水は翌日からですが。

     梅雨入り、ハイシーズン最初の探索に選んだのは、松の木が多い地元の公園です。

    まずこの記事のヘッダー画像のネジバナから分かる通り、完全に1年前の記事とやっていることが一致していますw

     

    それぐらい当時の思い出が恋しくなったと思っていますw

     

    ただ2日連続大雨後の探索だった1年前と異なり、今回は少し雨が降った程度なので期待し過ぎずに撮影、探索をしていこうと思います。

     

    ツエタケ属

    場所と種がやや違えど丁度1年前もこのフィールドで発見しました(当時はヒマラヤツエタケ)

     

    ベニタケ属

    灰紫褐色で、柄にもカサと同色を帯びています。

    こう言う系をDNA鑑定で調べてみたいですね。 

     

    倒木に大群生イタチタケ

    一瞬キララタケ系かと思いましたがイタチタケでした。

    もっと丁寧に撮影したかったものの、倒木本体がアリの巣と化しており、大量のアリを前にうp主は何もできなかったようです。(うp主は蟻が嫌い)

     

    シロキクラゲ

    生えたての様に見えましたが、ほぼ全ての個体が弾力が少なく、食べるには遅い個体ばかりでした。

     

    アラゲコベニチャワンタケ属

    地元でScutellinia属を見つけるのは何気に初めてなので嬉しかったです。

    割と大型でクヌギから群生していました。後日顕微鏡で毛の根本を見てみたところ、分岐が確認できたのでアラゲコベニチャワンタケである可能性が高くなりましたが、学校でDNA鑑定も行うこととなったので、結果を楽しみにしていてください。

     

    えーっと… 何でしたっけ

    ニセホウライタケとかに近い系の種ということは1発で分かりますが名前が出てこない!

     

    ですがまぁ、梅雨らしいオチバタケ系も今年初撮影ですね。

     

    ウラベニガサ

    個人的に晩春~初夏のイメージが強すぎるきのこです。

    やはりウラベニガサ系も見ないと梅雨になった気がしませんね。

     

    クサハツモドキ

    アーモンドと言うか、杏仁臭と言うか…そんな感じの臭気を持っています。

    最初はクサハツだと予想したのであのクサハツ臭を覚悟して臭いを嗅ぎましたが、明らかにアーモンドのような香りを感じました。

     

    トガリツキミタケ

    まさに梅雨、これぞ梅雨と言える種の発見。

    それ以上に、地元でヌメリガサ科が見られたことに歓喜が湧き出ましたw

     

    私が最も愛している(?)種の1つがヌメリガサ科ですからね。

     

    ナカグロモリノカサ

    ハラタケ属も出てきて、本当に梅雨入り、シーズンインを感じます。

     

    テングタケ

    もう完全に梅雨ですね(^_-)-☆

     

    割と周囲には枯れた個体も多く生えていたので5月から既に一定量が生えていたと言ったところでしょうか?

    なら今年はシーズンインが結構早そうですね。遅い年は7月に入ってようやくヒビワレシロハツが生えてきたレベルでしたので。

     

    そんな感じで梅雨最初の探索でした。

    雨がそこまで多く降った訳ではありませんでしたが、期待以上の収穫でした。

     

    ここから確実に外生菌根菌が増えてくるでしょう。

    今年もガンガン撮影、図鑑に追加していきますよぉ!

     

    今回はここで離脱とします。

  • 梅雨入り寸前の植林地

    あと数日で5月も終わりますね。

    今月はなかなか時間が取れず、釣行、探索の回数も少なくなってしまいました。

     

    今回は丁度1年前の記事と同じフィールドで、同じような探索をしたいと言った気分だったので、当サイトでは毎度お馴染みの植林地へ行ってきました。

     

    ちなみに、4月にこのフィールドでの探索に同行した方も来ています。4月は収穫があまり好ましくなかったようで、5月下旬になったらまた連れて行って欲しいと言われていました。標本用に蝶などを採取するのが専門の彼には、警戒心の少ない昆虫達を好きなだけ採取してほしいところです。

     

    さらに3月に大量発見したコガネムシタンポタケが成熟しているであろう時期です。成熟できずに終わる個体も多いと聞くので、大量にあった個体の内、どれほどの個体が成熟しているかも確認したいですね。

     

    そして新しく購入したカメラ、Vlogcam ZV 1Fでの本格的な撮影がスタートしました!

    そこそこサイズのある種での撮影でしか上手く撮れない感じでしたが。ただ従来使用のcyber shot DCT TX30では難しかった、広角レンズの使用、小さい被写体に対する背景のぼかしができるようになったので画像の品質は上がったかなと思います。

     

    ヒメダイダイタケ

    去年の5~6月にかけて見られた崖と全く同じ場所での撮影です。秋には全く生えていなかったので当時たまたまそこに生えただけかなと思いましたが予想以上の大群生でした。

    梅雨にしか発生しない場所なのでしょうか。

     

    同上

    サマツモドキ

     

    シロキツネノサカズキモドキ

     

    ムササビタケ

    やはり大群生するきのこは迫力がありますね。

     

    コガネムシタンポタケ

    見事に成熟していました。3月に目撃した際から2か月が経過し、鮮黄色だった子実体は橙色が強くなり、名前にタンポタケと付くように、しっかりと先端が膨らんでいました。

     

    発生の様子。

    見た感じ全ての個体が成熟できていました。途中でカビたりする個体もなかったようです。

    成熟を確認できたので、次は夏~秋にかけて子実体がどうなるのか見てみたいところです。

     

    ヒビワレシロハツ

    今年初撮影の外生菌根担子菌類です。

     

    Scutellinia sp

    アラゲコベニチャワンタケ属の一種です。

    後日行った顕微鏡観察の結果、毛の根本に分岐が見られなかったので少なくともアラゲコベニチャワンタケではないようです。

     

    毛の様子。

     

    アラゲコベニチャワンタケ

    無印の方も発見。

     

    毛の根本に分岐が見られたので、アラゲコベニチャワンタケである可能性が極めて高い。

     

    ベニヒダタケ

     

    クサミノシカタケ

     

    ヒバカリ?の幼蛇。

    1日で2匹も見られました。

    同行者曰く、「これぐらいなら骨格標本に丁度良い」

    逃がしましたが。

     

    そして同行者が捕獲した🦋は後日即座に標本となりました。

    アオスジアゲハを2匹同時捕獲という、地元では1匹の採取すら困難を極める種をいとも簡単に2匹捕獲できました!

     

    外生菌根菌も見られるようになってきました。

    このまま気温が上がり過ぎず、適度に雨が降れば確実に来週再来週で大量の菌類が見られるようになるでしょう。どんどん図鑑に追加していきます!

    今回はこの辺で離脱とします。

  • 釣行記事も載せねば…

    1週間ぶりです。

    昨日、通っている学校で運動会(体育祭)がありました。

     部活対抗リレーにも出場し、虫取り網をバトンにして走ったりもしたので、過去一充実した運動会だったのではないか、と思いました。

     しかし、4月の記事でも言及したように、クラス替え後の新クラスに全く馴染めていませんw

     その結果、全競技で、他のクラスに行ってしまった去年の同級生達からしか、お疲れさまでした、的な言葉を頂くことができませんでした。

     特に上記の部活対抗リレーに関しては、同じ部活の部員として同じクラスの方も出場しました。(その方とは部活内では話せる)自分は走行中に現同級生達からは何も言われず、彼は同級生からも盛大に応援されていたという現象が発生しました。

     

     これに関しては単純に友好関係を深められていない自分が悪いのですが、それ以上に大半の現同級生達との相性が悪い、そう感じています。(他クラスの友人達も私のクラスメイトらの一覧を見て、AWA7AKEとは相性が悪そうだと仰りました)

     

    自分が他のクラスに居た場合確実に幸せだったと思える程、今のクラスとは相性が悪く、他のクラスには良い人が沢山いる、日々そう思っていますが、これを機にYoutubeなどの活動により力を注げたらなと思っています。

     

    その後の出来事などで色々とメンタルをそぎ落とされたりし、少しストレスが溜まっているので結構長い前書きになってしまいました。本題に入ります。

     

    今回は久しぶりのバス釣りに行ってきました。

    何気にバス釣りをするのが、3月下旬の野池釣行以来でした。

    そして最近の記事はカテゴリーが釣りになっている物があまりにも少ない、殆どきのこじゃないか!と思っていたので半強制的にバス釣りに行きました。

    今回は渓流チックなフィールドへ、スモール狙いで行きました。

     

    結果、ボウズでしたが。

    やはり中々に難しい。コバスですら余裕で見切ってきます。

    当然ながら動画撮影はしていたものの、惜しすぎるバイトやバラシがあったわけでもなく、お蔵入りになりそうな気が…

    取り合えず何もせずに撮影データ全削除はしたくなかったので、一旦見えバスを狙ったシーンだけ軽く編集することにしました。

     

    この動画の個体は結構反応が良い方でした。他個体はルアーを見たら逃げるどころか永遠に静止しているような奴までもいましたので。

     

    そしてこの動画が撮影された後も、バスから全く相手にされず、終了となりました。

     

    去年の同時期にこのフィールドで大収穫したクマイチゴを収穫して終了でした。去年に比べ、やや早かったのもありますが、8割がまだ熟していなかったので、その場で数粒食しただけですた。本来は大量収穫して去年のように自宅でジャムにでもしたかった所でしたが。

     

    何か、クラスと言い、多くのことが去年の方が幸せだった気が…

    いや、クラスは諦めましたが、釣行、探索では必ず最高の年にしてみせます!

  • 活動再開!

    お久しぶりです。金曜日にテストが終わり、3週間ほど自粛していた釣行、探索の再開です。

    5月と言ったら梅雨入り寸前、種類は多くないものの魅力的な種が見つかることも多い、そんな時期ですね。

     

    前回の記事でお伝えしたように、テストも終わったので、何種類か図鑑に追加しました!

    図鑑の更新は度々やっていますが、2024年に入ってからの大規模な新ページの追加は今回が初めてです。

    コガネニカワタケヤマドリタケモドキヒメキクラゲマツカサチャワンタケを追加しました!

    マツカサチャワンタケ以外は結構前から図鑑作成可能なほど画像がありましたが謎に追加せずに半年以上経過してしまっていましたw

     

    そんなスタイルですが今年も更新しまくります!

     

    そしていきなりですが、カメラを新調しました。

     

    購入したのは、Sony Vlogcam ZV 1Fです。

    図鑑、ブログ掲載のきのこなどの撮影で主に使ってきたcyber shot DCT TX30と同じSonyのカメラとなります。

     

    購入の理由としては、10年以上使ってきたcyber shotの寿命を感じてきたことが一番です。

    まだまだ現役で使っていく予定ですが、長時間使用していると本体からジーっと音が鳴り、焦点が合わなくなると言った現象がちょくちょく起こるようになってきました。

     

    10年以上メインで使っているから、流石に弱ってきているか~と思い、去年から同じようなカメラの購入を考えていました。

     

    そして2つめは長時間の撮影ができて且つ、マクロレンズを付けずして被写体と近接した撮影ができる、さらに広角や魚眼効果のあるカメラが欲しかったからですね。これまで動画撮影で使っていたGopro hero11は最低でも30cm以上離れた被写体でないとピントが合わず、近接している被写体を撮影する場合はマクロレンズが必要でした。またGoproの映像はファイルサイズが極めて大きいので、4kで風景などの撮影をしても、そこまでファイルサイズが大きくならないカメラが欲しかったと言ったところです。

     

    開封したらこんな感じです。黒と白がありましたが、白の方がやや安かったので白を購入(汚せない)

    モフモフのマイク付きです。

     

    操作は右のボタンでもタッチパネルでもいけるというスタイル。当然ながらスマホに画像を転送したりスマホで設定を変更したりいろいろとできます。

    また画面をレンズと同じ方向に向けることができるので自撮りも楽々。

     

    従来使用していたカメラ達と比べるとこのような感じです。後ろからGopro hero11、cyber shot DCT TX30、Vlogcam ZV 1Fです。

    これまで使ってきた後ろ2つが極薄、最小レベルなのでゴツく感じますが、全然重く感じたりはせず、丁度良い分厚さが手に馴染みました。

     

    ちなみにメモリーカードは付属していないので(当たり前なのかな)自宅にあった512GBの奴を一旦入れました。画像メインでの使用なので512もあればとりあえずどころか容量に余裕がありすぎるレベルですw

     

    とりあえず一通り機能などを確認したので、早速翌日、フィールドで撮影してみることに。

    本当は普段のメインフィールドに行きたい所ですが、テスト翌日にいきなり部活動があり、その活動で都内の山に行く予定があったので、初使用は部活動で行います。

     

    ちなみに3月に同好会の方と訪れたフィールドと同じ場所です。

    今回は慣れないカメラの微調整をしながら撮影していくような時間はなさそうなので、cyber shotも持っていき、時間がありそうな時だけvlogcamでも撮影しました。

    使い慣れているcyber shotでの撮影の方が多くなってしまいましたが、ご了承ください。

     

    アクニオイタケ近縁種

    こちらはcyber shotです。

    そしてvlogcam

    露光量やISOの調整をするほどの余裕はなかったのでほぼ標準の設定で撮影しましたが、背景をボタン1つですぐにぼかせるのが極めて良いと感じました。

    解像度自体はcyber shotと比べるとやや良いくらいですが、やや大型のきのこを背景も強調させて撮影したい際に最高のパフォーマンスができそうです。

     

    マヤサンエツキムシタケ(アナモルフ)

    3月に見つけた個体はまだ残っていました。

    こちらはcyber shotでの撮影。

    そしてvlogcam

    背景を自由にぼかすのはvlogcamが数枚上手と言ったところですね。cyber shotにも背景ぼかしという機能がありますが、小さい被写体に対してのぼかしや、ぼかしのの強度の変更は明らかにvlogcamの方がやりやすいと感じました。

    ケコガサタケ属

    cyber shotで撮影。

    vlogcamで撮影。

    逆にカサの直径が1cmを下回るような小型種の撮影はcyber shotの方がやりやすいですね。cyber shotの方が焦点距離が明らかに小さいですし、拡大鏡プラスという機能も付いているのでね。

     

    そんな感じで基本の撮影はvlogcam、冬虫夏草などの超小型種や顕微鏡の撮影はcyber shotでだいたい使い分けるのが良いと感じました。

    一応動画撮影型のカメラなので動画も撮影。ナガレヒキガエルと思われるオタマジャクシですが、マクロレンズを付けずに鮮明に撮れているので問題なさそうです。

     

     

    コガネムシタンポタケ

    2か月でかなりの成長を確認。子嚢殻を付けずに未成熟のままで終わる個体が多いと聞きましたが、4個体ほど確認し、全て子嚢殻が生じていたのを確認できました。

     

    そんな感じでカメラの初撮影を兼ねた探索でした。当然ながらキノコを探す部活ではないので他に標本にされる昆虫(オナガアゲハなど)も捕獲したりしていましたが、画像は撮影できず。

    また白い布を使ってマダニの採取もしましたが思っていた以上に簡単に何匹も取れ、皆様(特に顧問)が驚いていましたw

     

    これから冬虫夏草も含め、本格的なシーズンに入るので更新を楽しみにしていてください。

  • 5月最初の投稿

    前回の投稿から2週間ほど経過しました。

    そして気づいた時にはもう5月になっていました。

     

    前回の記事でも発表したように、テスト期間のため、3週間ほど探索を自粛しています。

     

    カンムリタケ、ウラスジチャワンタケ、ハルシメジetc…

    今の時期、4月下旬~5月上旬が最盛期である晩春のきのこを探すことは叶いませんでした。

    毎年ゴールデンウイークがテスト期間と重なるため、これらのきのこを全く探せないんですよね。

    こればかりはあと2年ほど我慢しなければなりませんね。

     

    5月に入ってすぐ、何かしら記事は投稿しようと思っていたので、投稿しました。

     

    こちら、4月14日に友人と山へ行った際にノリで採取してしまったコガネムシタンポタケです。

    まだ未成熟な個体ですが、友人が昆虫を標本用に採取している中、埋め戻すのもなんかなぁ~と言った気分だったので、崩さずに持ち帰り、追培養することにしました。

     

    翌日、学校へ持参。

    去年、ハナサナギタケを追培養したのと同じように学校の研究室?部室?で育てます。

    培地も去年のハナサナギタケと同じでミズゴケを使用します。

     

    朽木型の冬虫夏草は追培養できない、などと言われているようですが、どうでしょうか?

     

    1.5週間後

     

    3日に1回ほど、霧吹きで湿り気を維持させていましたが、気づいたら結構伸びてきていました。

    採取時と3倍近い量のストローマが伸びてきています。

    朽木型だったのでやや不安でしたが、これなら普通に成熟までいけそうです。

    ただ私が知っているコガネムシタンポタケと比べると何か違和感があるんですよね…

     

    こんなにもトゲトゲな子実体なのか?そう思いました。

    と言うのも、トリポクラジウム属のようなタンポ型の太いストローマが2、3本出てくる感じだと思っていました。

    3月に初めて発見した際も、コガネムシタンポタケだとは即座に分かりましたが、ネットでよく見る画像とはやや形状が異なるような気がしていました。

     

    ホソエノコベニムシタケとかその辺のように関西型、関東型などと言った違いがあるのでしょうか?

     

    まぁ1週間に1回ほど撮影し、釣行、探索記事のついでに掲載すると思いますので、進展をお楽しみに!

     

    そんな感じで5月最初の投稿が未分類カテゴリーとなりましたが、そろそろ外政菌根菌も出だす(まだ早いか)ので今後がなかなかに楽しみですね。

     

    そして、今年の春、それから去年撮影し、図鑑に追加できそうな種のストックがそこそこあるので、テストが終わった時、図鑑の方も更新しようと思います。