きのこ

  • 3連休紀行1

     定期考査も終わり、ようやく平和な生活が戻ってきたタイミングでの3連休は激熱!

    当然ながらフィールドに行かないはずもなく、3連休初日は本格的な動画撮影をしに行きました。

    何気に、YouTubeの釣行動画が全く撮影できていない状況なので、半ば無理矢理撮影ですが、釣行動画と菌類動画をミックスした動画にする予定で、フィールドにgo! 

     

    まずはやや渓流感のある河川とその支流でカワムツ狙い。最初は2年前から巨大カワムツを多く確認し、釣行したいなと思っていた謎の激濁り水路に行きました。が、環境が変わったのか、稚魚が少し追ってくるだけ。

    唯一コバスが釣れました。恐らく人生で釣ったバスの中で最小サイズでしょう。

    それ以前にこの川にバスがいることが衝撃でしたが。

     その後本流で狙うも全くの無反応。

    2ヶ月前に訪れた際は大量に居たんですけどね…

    突然1匹釣れたもののあまりに釣れないので動画撮影を怠ってしまいました。

    その後、撮れ高を求め魚影のある支流へ移動。

    支流ではいい感じに釣れてまぁなかなかの撮れ高になったのでしょうか。

     そんな感じで釣行は一旦ここで終了。

    更に移動した水路でも釣れましたが、ここでは割愛します。

    お次はきのこです。

    コガネキヌカラカサタケ

    自然の切り株から発生する姿は初めて見ました。

    ツブカラカサタケ

    しれっと掲載してますが…思わず声が出るほど嬉しい発見となりました。と言うのも、私は今回のが初確認なんです。

    ウッドチップ等割と公園的な場所にも生えるようですが、1回も見たことがなかったのです。

    そしてハラタケ科愛好家である私からしたら、我が国でシロカラカサタケ属(Leucoagaricus)の代表格である本種は是非とも撮影したかった!

    幼菌は割とナカグロモリノカサ感があり、成菌はキツネノカラカサ感がありますね。

    こうして見ると結構毒々しいですね。

    特に幼菌のカサ。黒褐色の鱗片が密生し、ザラエノハラタケ、ナカグロモリノカサ感がありますが、それらよりも黒黒とし、ひび割れ感が緻密ですね。そして所々赤い。少なくとも私はこの見た目で食べようなんて思えませんね。

    あっ、言い遅れましたが毒成分を含む種です。

    ハタケキノコ

    ツブカラカサタケと同じウッドチップに大群生でした。

    ヤマジノカレバタケ

    夏~秋の雑木林ならいとも簡単に見つかりますが全く撮影をしてこなかったので図鑑用にじっくり撮影することができた。

    キニガイグチ

    今回の常緑樹林内では掃いて捨てるほど生えていました。食べられると言うが、食欲が沸く雰囲気ではないですね(笑)

    クロヒメカラカサタケ

    ハラタケ科愛好家(笑)である私からしたら、迫力のある夏きのこで賑わう時でも、小型のハラタケ科があるとかなり嬉しいです。

    ヤマブキウラベニガサ

    道路脇の日差し照り照りのウッドチップに発生。こんなに乾燥した場所に生えているということは相当雨が降り、きのこの生育に適したタイミングだったのでしょうね。

    ビビッドな黄色が上手く撮れず、少々後悔。

    ハナオチバタケ

    褐色型とピンク型両方を撮影できた。流石に混生はなかったですが。

     

    その後も雑木林を転々としたが特に収穫はなく、目の周りに寄ってくるコバエがあまりにも不快すぎて撤退。

    その周辺の川でもそこそこカワムツが釣れたのでよしとしましょう。

  • 復帰後の探索はやっぱり神!

    さぁ、毎定期考査後恒例の復帰1発目の探索のお時間がやって来ました!

     

    まずは軽く今回の定期考査の感想。困難を極めました。

    正直全く取れていないとしか思えません。

    高等学校に上がると、中等教育学校と異なり、定期考査で高得点を取得することの難易度が格段に上がるとは聞いていましたが、去年(1年生時代)は、数週間前から呼吸ができなくなるレベルの自習をして、良い時は90点台を叩き出すことができていました。

     

    しかし、基礎の単元ではなくなった現在、今まで以上の学習をしても、全く太刀打ちできないレベルに難易度が上がったなぁと、前回の考査から実感、

    当然ながら出せる実力は全て出しましたが、学習時間相応の点数、及び順位を叩き出せるのか…

     

    まぁ今は、そのテストが終わったばかり。3週間以上、ずっと我慢していたことを本気でやろうと思います。

     

    今回は去年の記事と似たようなことをします。

    部活動であきる野市某所へ、午後から蛍を見に行くという野外活動がある日でした。

    去年は午前中、個人で探索しに行ってましたね。

    当然ながら今年も同じように前半は個人で探索します。

     

    今回はワカクサタケを見つけたりヤマドリタケモドキを大量収穫したり等、夢がある公園へ。

    そこまで雨が多かった訳でもなかったので、軽くベニタケ系があるくらいだろうと思っていましたが…

     

    シロハツ

    小型だったのでケシロハツ、ツチカブリらへんを期待しましたが普通のシロハツ。

    一般的に針葉樹林に発生すると言われますが、最近は地元の雑木林でも普通に見かけます。

    自分がシロハツモドキと間違えることはないと信じますが、ここまで低地の広葉樹林ばかりで見つかると、不安になってきますw

     

    ムラサキヤマドリタケ

    去年の夏に、このフィールドで発見して大喜びしていましたが、しれっと公園の入り口からすぐの場所に生えていました。全て腐り気味でしたが。

    約4日前だったら食べごろだったのでしょう。

    ニオイコベニタケ

    今回の探索で一番発生が多かった種でした。

     

    ヤマドリタケモドキ

    って、しれっと今年初物のヤマドリタケモドキを見つけてるやないか!

    はい。去年の8月に見つけた場所だからって流石にそう簡単に見つかる訳ないでしょう、と思っていましたが普通にありました。

    しかも虫食いが意外と少ない!

    これはキープ確定です。

     

    開始数十分で予想を上回る収穫となりました、これは期待できるのでは、と進んでいきます。

     

    コオニイグチ

    取り合えずコオニイグチとしましたが正確ではありません。

     

    タマゴタケ

    って、今度はしれっと今年初物、と言うか3年ぶりのタマゴタケを発見してるやないか!

    はい。とんでもないぐらい久しぶりのタマゴタケを発見しました。2021年8月に富士山で発見して以来、全く確認していませんでした。

    別に珍しい種ではありませんし、知名度が極めて高い種ですが、やっぱりタマゴタケってだけでテンション上がりますね!

     

    そして普通に歩道の真横に1本だけ発生していたので、もしやと思い、歩道から少しずれた斜面を見下ろしたところ…

    いや赤すぎw

    そして気分も気温も熱すぎ暑すぎw

    生えてるわ生えてるわ。遠くから不自然に目立つ赤いカサ、懐かしい….w

     

    可愛らしい幼菌まで、最高じゃないか。

    これはもうこの一画に何時間もいられますねw

    何気に、友人から図鑑にタマゴタケは掲載していないんだ、と言われていたのでこれで掲載できますね。

    こんなに状態が良好な幼菌まであるなんて…暑さなんて感じるはずもなく収穫となりました。

     

    そして少し移動した先でもまたタマゴタケ

    形がいびつすぎて面白い😛

    ヒビワレキクバナイグチ

    何気に人生で初発見です。

    熱帯感の強いイグチですね。

     

    ノウタケ

    美形ですが既に根本は虫に食い荒らされ、収穫は断念。

     

    どんだけ見つかるんじゃぁw

    もうお腹いっぱいですよ~

    と言いつつも結局採取していました。幸せすぎですこの時間。

    ただツボの間からいきなりクロオオアリが出てきて、気絶しかけました。

     

    ミドリニガイグチ

    これも8月にこのフィールドで多く見つけた種です。

    ニガイグチと名乗っていますが苦味はありません。

     

    ムラサキカスリタケ

    これもまた去年の8月にこのフィールドで見つかりました。

    カサが派手にかじり取られていたのが惜しい。

     

    ヒメコナカブリツルタケ

    最近図鑑に追加したての種ですね。

    7月上旬こそ、ヒメコナカブリツルタケの最盛期と言っていいでしょう。

     

    ワカクサタケ

    うそやろ!ってなりました。鬼暑いですし殆ど雨が降っていない状況ですよ。

    流石にヌメリガサ科は厳しいだろうと思っていましたが見つかりました。それも乾燥にめっぽう弱いであろうワカクサタケ。

    タマゴタケといい、テストを頑張った自分を祝ってくれているのでしょうか?

    なら超嬉しい!

     

    そんな感じで前半の個人探索は終わりました。

    集合時間に丁度良い電車の時間まで、まだまだ余裕があるのでさらに移動しようとも考えましたが、あまりに暑く、生命の危機を感じたので早めに切り上げました。

    そして時間を潰すため、乗り換えの駅まで乗車し、一旦降りて逆方向の電車に乗ってまた戻ったり、を2回ほど繰り返していました。

     

    まぁそんな感じで野外活動のお時間となりました。

    こんな感じの林間田園地帯で夜まで待ちます。

    その間、周辺で自由に探索をしていました。

    アケボノドクツルタケ

    本家ドクツルタケではありませんが、超猛毒種の発見です。遊歩道の真横に悠々と純白のきのこが生えている状況で、自分なら嫌でも目に入りますが、自分と顧問以外は、特に意識していなかった様子で素通りして歩いていました。食べれば1本だろうとタヒぬのに…

     

    ウスヒラタケ

    極小ですがしっかりとシメジ臭が確認でき、秋を感じました(まだ初夏や)

     

    ハマクサギタマゴタケ

    日没後の発見だったのでボケボケですが、アケボノドクツルタケと異なり、条線があることが確認できます。そしてツバがあり、ツボも袋状のようなのでシロツルタケでもなく。

    臭い、ツボの2重構造は確認できませんでしたが特徴からしてハマクサギタマゴタケでしょう。

     

    そして辺りは闇に包まれ、ホタルの時間に。

    例年はホタル観察中は厳粛に、と言われていましたが、熊の目撃情報があったようで、皆さん賑やかに行きましょう、と言われました。

    静寂な森…ではなく、賑やかな暗闇でした。

     

    そして去年は夜間の撮影に関して一切知識がありませんでしたが、長時間露光がGoproでできることを知りました。

    と言う訳で釣行動画の撮影でお世話になっているGopro Hero11でホタルを撮影してみました♪

     

    初めての長時間露光でしたが、初回でホタルの軌道が撮影できたのはなかなかいいんじゃないですかね。

    ちなみにこの画像はバリバリ編集していますw

    元画像がこちらです。画面の明るさを上げると、中央やや上付近に光の軌道が確認できます。

    まぁホタルの画像は編集しているのが普通のようですが、本来は比較明合成という方法でやるそうです。

    通常のシャッター速度で撮影した画像と、同じ場所で長時間露光をして撮影したものを合成するスタイルですが、通常のモードでの撮影をし忘れました。

    そこでAfter effectsを使い、周囲の輝度を下げた後、ホタルの光をマスクで選択し、複製。それを加算でブレンドして無理やり明るくすると言う極めて卑怯な方法での編集となりましたw

     

    ともあれ、考査後の探索はやはり幸せですね。

  • じめじめ雑木林

    2日連続でーす。

    2日連続更新というのは久しぶりなのではないでしょうか。

     

    丁度1年前の今頃、6月の第一土曜日、日曜日は2日連続で探索に行きました。

    今年の6月第一土曜日は去年の同日と全く同じフィールドへ行ってきたので、その翌日である今回も同じ場所へ行こうと考えていました。そしてその周辺を流れる渓流的な川でカワムツを釣ろうとも計画していました。

     

    しかし、雨。

     

    雨雲レーダーで見たら赤色の雲が11時くらいから直撃する予報。これは断念せざるを得ない、と言うことになったので、午前中、雨が強くなる前に地元フィールドで探索することに。

     

    今回は久しぶりの大撮影でしたよ!

    まずは蚊だらけの薄暗い雑木林から

    ヒビワレシロハツ

    この時期の定番?と言ったところでしょう。

     

    アラゲカワキタケ(幼菌)

    もはやエリンギにしか見えないレベルですw

     

    シロキクラゲ

    今年も雑木林の枝に大発生する時期がやって来たようです。

    とりあえずその辺の枝の3本に1本はシロキクラゲが生えているレベルでの大発生でした。

     

    1枚目は深度合成しようと8枚撮影しましたが、虫が入ったりで失敗。 

     

    マンネンタケ

    硬質菌の幼菌~若菌が大発生しているのは初めて目撃。5か所程で鮮やかな棒状の幼菌が多く見られました。

     

     

    ニカワツノタケ

    コナラの幹から発生。予想以上にふさふさな印象。

     

    ウマノケタケ…と思いましたが後から見返すとアオキオチバタケとかその辺が近そうな気がしてきました。

    本家ウマノケタケは更に柄が華奢で長いような印象を勝手に持ちました。

     

    よくわからないベニタケ属も沢山出る時期になりましたね。

     

    ミナカタトマヤタケ?

    よくわからないアセタケ属も沢山出る時期になりましたね。

     

    ハイイロイタチタケ

    個人的に地元を代表する種と思っていますw

    普通種のようですが意外にも情報が少ない。

     

    クロキツネタケ

    地味に珍しい種のようです。ちなみに自分も初発見です。

     

    ダイダイガサ

    まさに初夏の種!

     

    ヒイロベニヒダタケ

    まさに初夏の種!(2)

    薄暗い常緑樹林で極めて目立つ超鮮やかな種ですね。

    ちなみにISO3200でこの明るさなので曇天の常緑樹林が相当に暗いことが分かります。

     

    ベニヒダタケ

    まさに初夏の種!(3)

    目が覚める程に鮮やかな黄色のカサを持ちますが和名がヒダの紅色に由来しているのが不思議すぎます。

     

    アシナガイタチタケ

    春に発生するイメージが強いですが、前日も枯れた個体が多数見つかったりと、発生時期が春~秋と言うのは伊達ではないよう。

     

    アラゲコベニチャワンタケ属

    2日連続アラゲコベニチャワンタケ属が見つかるとは…地元フィールドでもこの属が見つかるのはアツすぎ!

     

    当然ながらDNA用に採取。

     

    そして雑木林は一通り探し終えたのでお次は周辺の公園です。

     

    シロハツ 

    うp主は今年初撮影となる大型ベニタケ属です。

    シロハツモドキを期待しましたがノーマルでした。私の地元では、一般的なシロハツモドキの発生環境にもシロハツばかり発生します。

     

    ニオイコベニタケ

    1年ぶりに本種のカブトムシ臭を嗅いだ瞬間はもはや感動ものでしたw

    普通種ですが夏の訪れを感じさせてくれます。

    ちなみにニオイコベニタケのヒダを含む鮮明な画像が全くなかったのでこの機会に撮影し、図鑑にも追加しました!

     

    キクラゲ 

    シロキクラゲほどの大発生はありませんでしたがケヤキ、ニワトコなどの枝なら5本に1本の確率で生えているレベルでした。

     

    アミスギタケ

    梅雨入り寸前、他のきのこが少ないタイミングで異様に多く見られる種です。

    今年はやや控えめかな?

     

    その後、堰堤レベルで滝のような雨が降ってきたので離脱。

    食用に持ち帰った種はありませんが、今年初の大量撮影はなかなかに刺激的?でした。

     

    2日間で、まぁいい感じのシーズンインができたのではないでしょうか?

  • 梅雨入り1番の探索

    6月に入りました。もう2024年の半分が経過したと言うことになりますね…早すぎます。

     

     このサイトを設立し、最初の菌類ハイシーズンからもう1年が経過した、そう考えるとどんだけ体感時間が短くなっていくんだよぉーと思います。

     

     今回は6月最初、梅雨入りした瞬間の探索と言っても過言ではないでしょう。本格的な降水は翌日からですが。

     梅雨入り、ハイシーズン最初の探索に選んだのは、松の木が多い地元の公園です。

    まずこの記事のヘッダー画像のネジバナから分かる通り、完全に1年前の記事とやっていることが一致していますw

     

    それぐらい当時の思い出が恋しくなったと思っていますw

     

    ただ2日連続大雨後の探索だった1年前と異なり、今回は少し雨が降った程度なので期待し過ぎずに撮影、探索をしていこうと思います。

     

    ツエタケ属

    場所と種がやや違えど丁度1年前もこのフィールドで発見しました(当時はヒマラヤツエタケ)

     

    ベニタケ属

    灰紫褐色で、柄にもカサと同色を帯びています。

    こう言う系をDNA鑑定で調べてみたいですね。 

     

    倒木に大群生イタチタケ

    一瞬キララタケ系かと思いましたがイタチタケでした。

    もっと丁寧に撮影したかったものの、倒木本体がアリの巣と化しており、大量のアリを前にうp主は何もできなかったようです。(うp主は蟻が嫌い)

     

    シロキクラゲ

    生えたての様に見えましたが、ほぼ全ての個体が弾力が少なく、食べるには遅い個体ばかりでした。

     

    アラゲコベニチャワンタケ属

    地元でScutellinia属を見つけるのは何気に初めてなので嬉しかったです。

    割と大型でクヌギから群生していました。後日顕微鏡で毛の根本を見てみたところ、分岐が確認できたのでアラゲコベニチャワンタケである可能性が高くなりましたが、学校でDNA鑑定も行うこととなったので、結果を楽しみにしていてください。

     

    えーっと… 何でしたっけ

    ニセホウライタケとかに近い系の種ということは1発で分かりますが名前が出てこない!

     

    ですがまぁ、梅雨らしいオチバタケ系も今年初撮影ですね。

     

    ウラベニガサ

    個人的に晩春~初夏のイメージが強すぎるきのこです。

    やはりウラベニガサ系も見ないと梅雨になった気がしませんね。

     

    クサハツモドキ

    アーモンドと言うか、杏仁臭と言うか…そんな感じの臭気を持っています。

    最初はクサハツだと予想したのであのクサハツ臭を覚悟して臭いを嗅ぎましたが、明らかにアーモンドのような香りを感じました。

     

    トガリツキミタケ

    まさに梅雨、これぞ梅雨と言える種の発見。

    それ以上に、地元でヌメリガサ科が見られたことに歓喜が湧き出ましたw

     

    私が最も愛している(?)種の1つがヌメリガサ科ですからね。

     

    ナカグロモリノカサ

    ハラタケ属も出てきて、本当に梅雨入り、シーズンインを感じます。

     

    テングタケ

    もう完全に梅雨ですね(^_-)-☆

     

    割と周囲には枯れた個体も多く生えていたので5月から既に一定量が生えていたと言ったところでしょうか?

    なら今年はシーズンインが結構早そうですね。遅い年は7月に入ってようやくヒビワレシロハツが生えてきたレベルでしたので。

     

    そんな感じで梅雨最初の探索でした。

    雨がそこまで多く降った訳ではありませんでしたが、期待以上の収穫でした。

     

    ここから確実に外生菌根菌が増えてくるでしょう。

    今年もガンガン撮影、図鑑に追加していきますよぉ!

     

    今回はここで離脱とします。

  • 梅雨入り寸前の植林地

    あと数日で5月も終わりますね。

    今月はなかなか時間が取れず、釣行、探索の回数も少なくなってしまいました。

     

    今回は丁度1年前の記事と同じフィールドで、同じような探索をしたいと言った気分だったので、当サイトでは毎度お馴染みの植林地へ行ってきました。

     

    ちなみに、4月にこのフィールドでの探索に同行した方も来ています。4月は収穫があまり好ましくなかったようで、5月下旬になったらまた連れて行って欲しいと言われていました。標本用に蝶などを採取するのが専門の彼には、警戒心の少ない昆虫達を好きなだけ採取してほしいところです。

     

    さらに3月に大量発見したコガネムシタンポタケが成熟しているであろう時期です。成熟できずに終わる個体も多いと聞くので、大量にあった個体の内、どれほどの個体が成熟しているかも確認したいですね。

     

    そして新しく購入したカメラ、Vlogcam ZV 1Fでの本格的な撮影がスタートしました!

    そこそこサイズのある種での撮影でしか上手く撮れない感じでしたが。ただ従来使用のcyber shot DCT TX30では難しかった、広角レンズの使用、小さい被写体に対する背景のぼかしができるようになったので画像の品質は上がったかなと思います。

     

    ヒメダイダイタケ

    去年の5~6月にかけて見られた崖と全く同じ場所での撮影です。秋には全く生えていなかったので当時たまたまそこに生えただけかなと思いましたが予想以上の大群生でした。

    梅雨にしか発生しない場所なのでしょうか。

     

    同上

    サマツモドキ

     

    シロキツネノサカズキモドキ

     

    ムササビタケ

    やはり大群生するきのこは迫力がありますね。

     

    コガネムシタンポタケ

    見事に成熟していました。3月に目撃した際から2か月が経過し、鮮黄色だった子実体は橙色が強くなり、名前にタンポタケと付くように、しっかりと先端が膨らんでいました。

     

    発生の様子。

    見た感じ全ての個体が成熟できていました。途中でカビたりする個体もなかったようです。

    成熟を確認できたので、次は夏~秋にかけて子実体がどうなるのか見てみたいところです。

     

    ヒビワレシロハツ

    今年初撮影の外生菌根担子菌類です。

     

    Scutellinia sp

    アラゲコベニチャワンタケ属の一種です。

    後日行った顕微鏡観察の結果、毛の根本に分岐が見られなかったので少なくともアラゲコベニチャワンタケではないようです。

     

    毛の様子。

     

    アラゲコベニチャワンタケ

    無印の方も発見。

     

    毛の根本に分岐が見られたので、アラゲコベニチャワンタケである可能性が極めて高い。

     

    ベニヒダタケ

     

    クサミノシカタケ

     

    ヒバカリ?の幼蛇。

    1日で2匹も見られました。

    同行者曰く、「これぐらいなら骨格標本に丁度良い」

    逃がしましたが。

     

    そして同行者が捕獲した🦋は後日即座に標本となりました。

    アオスジアゲハを2匹同時捕獲という、地元では1匹の採取すら困難を極める種をいとも簡単に2匹捕獲できました!

     

    外生菌根菌も見られるようになってきました。

    このまま気温が上がり過ぎず、適度に雨が降れば確実に来週再来週で大量の菌類が見られるようになるでしょう。どんどん図鑑に追加していきます!

    今回はこの辺で離脱とします。

  • 良くも悪くも新規開拓

    ソメイヨシノ、ヤマザクラなどはほとんど散り、八重咲の季節になりました。

    1か月前も暦上では同じ春ですが全く違いますね。

     

    今回はタイトルから分かるように新規開拓です。

    普段のメインフィールドから15kmほど北に位置するフィールドに行ってきました。

     

    1年に3、4回訪れるエリアになりますが、12月くらいに適当にストリートビューを眺めていたところ、スギ、ヒノキしかない林道の中に突然、そこそこ規模のある公園を発見しました。

     

    ストリートビューで見た所、撮影日が4月、そして何やら桜の木が多く生えていたり、いい感じでウッドチップと芝生が混じっているのを確認!

     

     これは春が旬のAタケやSタケの発生に理想的すぎやないか… 

    本能的にそう感じたので、春が終わる前に行ってしまいます。

     

    今週末を逃したらSタケはまだしもAタケはもう生えないのではと感じていたので即座にGO! ちなみに最寄り駅から徒歩1時間40分です。(遠い)

     

    と、期待しすぎた結果…

     

    見事にミスりましたw

     

    この小川の左にあるのが目的地の公園でしたが、思った以上に土が硬い!

    確かに、やや草が生えているエリアは普通の硬さですが、園内の半分以上がきのこの発生に適していないと即座に感じました。

     

    やや端にある桜の樹下などは土も柔らかく、やや石灰質で、Aタケが生えそうでしたが…

    結局見つからず。

     

    普通にきのこのない所に来てしまいました。移動しようにもここは最寄り駅から徒歩1時間40分!

    がちかよ…

    仕方ない、この公園は諦めてよくわからない林道で新規開拓するか…

     

    結局、普段よく探索する、スギ、ヒノキ多めの植林地で探すことになりました。

    こうなるならメインフィールドで良かったんじゃないか…w

     

    ツチイチメガサ

    何回か見つけたことのある種ですし、既に図鑑にも載せていますが、普通に嬉しい発見でした。

    何と言っても、その大きさです。今まで見つけたのが直径2.5cmくらいが殆どでしたが、今回はその倍以上の大きさです。そして綺麗にツバが残った状態で典型的な生え方をしています。

    そしてそんな個体が6本ほど生えていました。

     

    これは図鑑の画像変更、更新確定ですねw

    あまりに典型的すぎる。ここまで状態の良いツチイチメガサは初めてですし、それが何本も生えていました。普段のデジカメ、GoPro、スマホと、3個のカメラで撮影しまくりでしたw

     

    ミイノモミウラモドキ

    こちらもなかなかに典型的な生え方をしています。

     

    こちらも図鑑の更新にさせていただきましょう。

     

    ・・・

     

    以上!新規開拓でした!

    その後別のフィールドに移動したりもし、総移動距離30kmほど(徒歩で)となりましたが、撮影したきのこは2種類だけでした。

     

    完全に新規開拓でミスってますw

     

    まぁ、過去類を見ないほど状態の良いツチイチメガサの撮影ができたので良しとしましょう。

    結論、どんな時期、どんな場所であれ、森林など自然のある場所に何かを観察しに行けば新たな発見があり、充実した1日を過ごせると言うことです。

     

    報告

    4月の投稿は恐らくこの記事が最後になると思われます。

    理由は至って簡単で、テスト期間が迫ってきているからです。

    テストは5月の14日~

    そう、ゴールデンウィークともろ被りです。

    なので極めて悲しいですが、苦渋の決断の末、試験が終わる5月の第3週目まで、釣行、探索を自粛することに決めました。

     

    ウラスジチャワンタケ、カンムリタケ、ハルシメジ、カンゾウタケ、キツネノワン…

     

    4月下旬から5月上旬が旬で、撮影したい種もたくさんありますが…

    今年は諦めます( ;∀;)

    次の記事は5月に入って1週間が経つ前に何かしらの記事を投稿しようと思いますが、釣行、探索の記録ではないと思われますのでご了承ください。

     

    と言う訳で、4月もありがとうございました!

  • 子嚢菌類多めの探索

     4月になり、新学期が始まり、1週間ほど経過しました。

    学生の私には、当然ながらクラス替えと言うものがあったのですが、結果は言うまでもなく…

    タヒにましたw

     ここで全て書くと長くなりすぎてしまうのでまたどこかの機会で書いてもよいかなと思います。まぁクラス替えで自分は見事に大外れを引き当てたと言ったところだと思ってくださいw

     

    本題に入っていきます。

     今回は友人(値似鷺ではない)との探索です。

    友人ときのこ探索!?釣りではなくきのこで!?と思った方もいると思いますが(いない)部活の同期ですね。

    当然ながら高校入学後知り合った方ですが、住まいが同じ自治体で近いと言った点でそこそこ仲の良い方です。

     クラス替えで大外れを引き当て、萎びながら部活へ行ったときに、「次の日曜日にAWA7AKEが普段行っているフィールドに連れて行ってよ!」

    と声をかけてくださりました。

     

    1141504と言わない手はありません。クラス替えでメンタル削られた私を救う天使のように感じました。

     

    元々昆虫採集、標本制作が趣味の友人は、都内の警戒心が鬼高い蝶やトンボを全く捕まえられずにいました。私が普段行くフィールド周辺はアオスジアゲハが当たり前の様に水たまりに群がり、近づいても逃げる素振りすら見せないと言ったところ(これは事実)9月くらいからずっと行きたい行きたいと言っていました。

     

    とそんな感じで友人と探索に行くことに決定しました。

    私自身も昆虫採取は好きなのできのこと同時に色々と探していきます。

    撮影したのはほとんどがきのこですが。 

     

    コガネムシタンポタケ

    最近見つけまくってますw

    寒冷地のブナ帯に分布と言われますが、ここは低地寄りのスギ林。3月にこのフィールドで初発見して以来、このフィールド含め、更に低地のスギ林でも見つけています。

    今年は当たり年と言ったところでしょうか。

    未成熟なものの、友人の前でノリで採取してしまったため、追培養することにします。

     

    チャワンタケ属

    フクロシトネタケ系ではないと思われる。

     

    フミヅキタケ

    登山道の入り口付近にある堆肥に大量発生していた。

    4日ほど早く来ていれば状態が良かっただろう。

     

    ニホンカナヘビ

    爬虫類も骨格標本にすると言っていた友人だったが、カナヘビは結局全て逃がした。

     

    アカズムカデ

    マイマイカブリでもいないかな~と朽木を掘っていると出てきた。

    液浸標本にするようです。今思えばよく噛まれずに捕獲できたなぁと思いましたw

     

    マツカサチャワンタケ

    本日1番嬉しかった発見です。

    去年から見つけたかったキボリアキンカクキン属。春にモミの樹下を探したものの見つけられず。1年後にあまり行かないエリアのモミ樹下で遂に発見!

    ハンノキ、モクレン、クワとかその辺のキンカクキンよりも先に発見することになるとは…

    掘り出すまではスギ黒点枝枯病菌などの可能性も疑いましたが、地中深くに伸びる柄、そしてモミの果鱗と繋がっているのを確認した時は遂に来た!って感じでしたw

     

     

    恐らくクヌギタケ属の一種

    ややヒダに違和感を感じましたが結局2枚しか撮影せず。サンプルで持って帰ればよかったかもしれない。

     

    そして最後はまさかのトガリアミガサタケ。

    地図に表示されない林道を通って近道をしていたらいきなり現れておおっ!となりました。

    今年は3本しか発見できなかったな~外れ年だったのかなーと思っていましたが、全く想定できなかった場所で典型的な個体を発見!

     

    周りに何本も生えている!

    唐突な私の興奮に友人はさぞ驚いていましたw

     

    枯れた個体も含めると10本ほどありました。

    今回はその中から5本採取します。

    ちなみに食べられるということを知った友人もすぐ近くでトガリアミガサタケを発見し、採取しました。

    おすすめの食べ方は?と聞かれたのでコーンスープやピザかな~と言ったところコーンスープにして食べたそうです。

    後日、ご馳走さまでしたとのメッセージが送られてきましたが、味に関する感想は得られませんでしたw

     

    ちなみに私はフキの茎と共に煮物にして頂きました。意外と和食にも合うんですね。

     

    アカズムカデは翌日、学校で標本にされました。

    ムカデ以外にもツチハンミョウ、イオウイロハシリグモ、スジグロシロチョウなど色々と捕獲した昆虫が標本にされていましたがそれらの撮影をほとんどできず、何となく友人には申し訳なくなりましたが、また1か月後くらいに連れて行ってほしいと言われたので、次回は私もきのこ以外に昆虫なども捕獲、撮影できたらいいなと思います。

  • 情報量の多すぎた探索

    4月に入りました。

    驚いたことに、明日4月4日でこのサイトが1周年を迎えます!

    なのでプレゼント企かk…とかできれば良いのですが、それをする程の知名度と余裕が必要ですね(笑)

     

    まぁ1周年記念として何かする予定は特にありませんが、もう1年か…極めて早いですね…

    高校生になってからもう1年でもあります。つまり365日前以内で自分が中学生だった日はもう存在しないこととなります。早すぎる💦

     

    そんな話は置いておいて、今回は4月最初の探索に行ってきました。

    フィールドは前々回の記事で訪れた公園、そしてその近くを流れる川沿いの雑木林です。

    丁度1年前、今回行く川沿いのポイントでシイタケを発見しました。なので今年も、と、雨はそこまで降っていないものの、シイタケの発生を期待して行ってみることに。

     

    今回はタイトルからも伝わるように情報量が多すぎる探索となったので、普段の探索記事よりもテンション高めの記事になりますw

     

    まずは公園へ。雰囲気的にアミガサタケ系が生えそうだなと思い行ったものの、見つからず。4日前のことでしたが、その間に新しく発生した個体や探さなかったエリアなども含め探していきます。

     

    しかし、見つからず

    一旦見切りをつけ、移動しようとし、公園の外に出たところで…

     

    ありましたw

    トガリアミガサタケです。まさか入口の道を挟んだ反対側に生えていたとは。

    普通に4日前に訪れた際も反対側から入園すれば見つけられていたであろう(笑)

    当然ながらキープします。ちなみにトガリアミガサタケはトリュフのような芳香がするとかしないとか、採取後に知りましたが、僕が匂った感想は、塩素です(笑)

    トリュフって塩素似の匂いなの!?と驚きましたが、まぁ自分の嗅覚が異常なだけでしょうw

     

    幸先良く虫食いの全くない完璧な個体を収穫出来て期待maxで、次は川沿いに移動していきます。

     

    そこそこ歩きやすい飛び石を使い川沿いに到着すると、まずは雑木林に入っていきます。

    ここで4日前、先ほどの公園で探索をしていた際、袋にマダニが付着したことを思い出しました。

    こちらになりますが、普通に巨大です。

    8月に標本目的で採取した個体よりも普通に大きいです。

    これは単純に驚きました。まさか普通の自然公園、時期は春、そして大した藪に入ったわけでもないのに付着するとは…

    もしかして、この地域マダニだらけ?

    そう思い、マダニ採取用の白い布も持参してました。

     

    と言う訳で、マダニがいるか調査してみまーすw

     

    とりあえず、まずは挨拶代わりに道沿いに垂れる低木周辺で布引きずります。

    流石にこんなところに居たら夏にレジャーなどで訪れる人々が確実に刺されるだろうと言うような場所だったので流石にここにはいないだろうと思ったものの…

    いや居るのかよw

    それも1回布を軽く引きずっただけですよ。

    流石に驚いたと言うか、笑うしかありませんでした(笑)

    こんなに直ぐに取れるなんて…

    と言うことはもっと草木の密度が濃い所はやばくないか…?

     

    調査しない訳には行きませんw

    私は更に草木が生い茂る奥側へと移動し、布を草に当てながら歩きます。

    すると…

    えっ…?

     

    簡単に取れるじゃないですか笑笑

     

    それも大小様々な大きさのマダニが何回も布に付いてきます。

    いやぁこれは驚きを超え笑うしかありませんでした笑

     

    こんなにすぐマダニが取れるような場所だったのかー

    逆に今まで刺されなかったのはどれだけ運が良かったのか…

    結局20分ほどで合計9匹のマダニを捕獲できました。

    多すぎますw

    ニュースでマダニに注意!的な企画でマダニの採取を行っても15分に1匹のペースで取れてますからこの時間でこの量は異常です。

     

    とりあえず大きい個体は液浸標本用に生け捕りします。

    今年マダニが多いだけなのか?取り合えず今年は4月からもう虫よけ必須です。

     

    そんな感じでいきなり大量のマダニがいることが発覚しましたが、シイタケを探していきます。

     

    まずは去年発見した倒木へ行ってみます。

    一応1本ありました。

    しかしカサが割れている。

    食べることは全然できそうな状態なので、取り合えずキープします。

     

    去年も1本だけだったからまぁいいか~

    でも状態が悪かったから何か物足りないな~

    などと思いつつも、移動していきます。

     

    すると何やら茶色のきのこが群生する倒木が目に入りました。

    とりあえず見てみると…

    えっ?

     

    シイタケやないかい!w

     

    ちょっと待って何この量!

     

    やばすぎました。一瞬何が起こったのか分からなくなりました。

    奥を見れば見るほどシイタケの群生!

    驚いたなんて物じゃありません。笑うしかありませんでしたw(今回何回目だよw)

     

    いやこの量は凄まじすぎるw

    まさかシイタケがこんなにも群生している場所がこの川沿いにあったとは…

    しかも奥にはカッピカピにカビが生え腐った個体も多数。

    2月くらいから雨が降る度に生えてきていたのでしょうか。

    とりあえず収穫しない手はありません(笑)

    割と傷んだ個体が多めですが、全然食べられる状態の個体も多数あるので大喜びでの採取となりました。

     

    気を取り直し、他にもないかと探していきます。

    するとやや湿った倒木にコガネムシタンポタケを発見。

    3月中旬にメインフィールドで見つけて以来、結構見つかっている気がします。

    寒冷地のブナ帯に多く分布する種だと聞いていたので。

     

    これは6月以降期待できそうです。

     

    お次は斜面でツチイチメガサ。

    これもなかなか嬉しい発見でした。

    と言うのも、awa7akeきのこ図鑑にツチイチメガサのページはあるものの、もっと良い画像を載せたいなと前々から思っていました。

    丁度1年後、完璧な状態のツチイチメガサを思う存分撮影できました♪

     

    早春が旬のキクラゲも

    1年中見られますが、春のキクラゲは他のどの季節よりも分厚く、大きく感じます。

    食べるならまさに今の季節でしょう。

    まだ地元で収穫したキクラゲが冷蔵庫にいますがとりあえず採取。

     

    そんな感じで短時間でしたが4月最初の探索を楽しんできました。

    色々と情報量が多すぎて、最初のトガリアミガサタケの発見が霞んで見えるほどでしたw

     

    そろそろ図鑑に新しく追加できるような種の発見、撮影が多くなる季節になりますので、楽しみにしていてください。

  • 友人と渓流釣行

    3月31日の記録です。

    本当は3月中に記事にしたかったのですが帰宅後即座にダウンしてしまったため、翌日に書きました。

     

    今回は久しぶりに値似鷺(ちにろ)と言う名の友人と渓流へ行ってきました。

    進学後、会う機会などは必然的に減りましたが、7月、12月、1月と共に釣行をすることがありました。ただ、2024年度からは、去年度以上に会える機会が減りそうな気がしていました。

     

    まだぎりぎり2023年度と言える3月31日、普段自分が行くことのない水系の渓流へ行ってきました。

    釣果としてはあまり望ましいものではありませんでしたが、道中の様子なども面白く撮影でき、なかなか良い動画にできそうです。

     

    割と大物狙いで本流をメインに時々支流を攻めたものの…

    釣果は僕と値似鷺で10cmほどのヤマメが1匹ずつでしたw

    それも釣った際にカメラを回していないという致命的なミスをしてしまう。

    これは動画の方でカメラを切っている時に釣れました~的な感じで出すほどでもなくないか?

    とすぐに感じたので、動画ではボウズだったということにする予定ですw

     

    以外にも本流側でバイト、チェイスはおろか、魚影すらありませんでした。

    完全にYoutubeでよく見るような本流の下位互換で釣りをしている気分でした。

     

    そんな感じで近々動画にする予定ですが、まだ3月28日に撮影した映像も残っているので、無理をせずに、4月中に投稿することを目標に編集していけたらと思います。

    と言うのも、諸事情ではありますが今月の前半は編集時間の確保が難しいと思われます。

     

    また今回の動画はやや長めになると予想されるので、ご了承ください。

     

    そんな感じで渓流釣行は行った場所に対して地味な釣果となってしまいましたが、なんとかヤマメをキャッチすることに成功できて嬉しいところでした。

     

    そして渓流に行ったので勿論きのこもありますよぉ!

     

    ヒメキクラゲ

    今年の早春も多くのフィールドでお目に掛かれました。

    ここまで状態の良い個体は今月一杯で見られなくなりそうなので採取。

    酢の物で美味です。 

     

    フユノコガサ

    名前にフユが入るように冬のきのこです。時間が経つにつれ、どんどん数が減っていくので最後に状態の良い子実体が撮影出来てよかったです。

    図鑑の画像更新確定です。

     

    センボンクヌギタケ

    こちらも冬のきのこです。枯れ気味の個体だらけだったのが残念ですが、垂生するヒダを確認できました。

     

    そんな感じで渓流釣行、そして2023年度最後の1日を過ごすことができました。

    2024年度も宜しくお願い致します。

  • 同好会の方との探索

    ドメイン復活はやはり嬉しいですね。

    早速図鑑にスギカワタケを追加しました!

     

    今日は今週中で唯一天気が良い日、最高気温が20℃前後のようです。

    3月下旬は毎年雨日が多いのでなかなか釣行はできない日が多いですが、きのこはバンバン生えてくるので私にとって何とも言えない時期です…

     

    きのこ同好会(ここ数年開催されていない)に一応入っているので、同好会の掲示板などを時々見ています。

    そこで1年前の梅雨、ある山でコガネムシタンポタケを発見したという投稿があり、がち!?っと反応した自分が居ました。

     

    連絡を取ったところ、毎年同じ場所、3月ぐらいから生え始めるとお聞きし、2024年3月のどこかで投稿者の方の案内でコガネムシタンポタケを撮影しに行くことになりました。

     

    しかしこの計画が成立したのは去年。楽しみでしたが、まさかの1週間前に私がプライベートでコガネムシタンポタケを発見するという予想外の事が起こりましたw

     

    案内の元、お初にお目にかかる気満々でしたが….

     

    同好会の方も私が発見した地域を知った時、かなり驚いていましたw

    そんな感じで探索をしてきました。

     

    いきなりコガネムシタンポタケの発生坪へ突ります。

    コガネムシタンポタケ

    来月に入ると先端が赤味を帯びてくるそうです。

    結構群生する冬虫夏草のようです。

    今回も1つの朽木に5本以上の発生を確認できました。

    ビョウタケ

     

    スギカワタケ

     

    マヤサンエツキムシタケのアナモルフ?

     

    ハナビラダクリオキン

     

    コツバイチメガサ、クサアジロガサ系の一種(ツチイチメガサ属)

     

    ヘビヌカホコリ

     

    チャムクエタケモドキ 

     

    周囲にアネモネタマチャワンタケが生えることのあるキクザキイチゲ

    アネモネタマチャワンタケは見つかりませんでしたが

     

    その後は昼食を取り、駅まで車で送ってもらいました。

    道中、今回のフィールドにもマダニが多く生息している、撮影していたら体に飛び乗ってくることや、変形菌の話などでも盛り上がり、終了となりました。

     

    そこから電車で帰宅するところですが、予想以上に早く解散となったので(同好会の方の年齢もあって)途中下車し、地元メインフィールドの1つである公園へ行きました。

    夏にいろいろと撮影し11月には超巨大ヒラタケを発見したりと2023年は何回も訪れたフィールドですが、1月に大量のヒラタケの残骸を見つけたので、最近の雨でまた生えてきてるかな?

    と期待したところ…

    ヒラタケ

    やや幼菌ですが一応ありました。

    1月に残骸の中に混じって確認できた超幼菌が2か月後、ようやくまともな雨が降って成長してきたようです。

    寒さを耐え抜いた?だけあってなかなかに肉厚です。

    2房ほど採取。

    まだ超幼菌が何房もあるのでまたの機会にそれらも採取しようと思います。