さぁ、毎定期考査後恒例の復帰1発目の探索のお時間がやって来ました!
まずは軽く今回の定期考査の感想。困難を極めました。
正直全く取れていないとしか思えません。
高等学校に上がると、中等教育学校と異なり、定期考査で高得点を取得することの難易度が格段に上がるとは聞いていましたが、去年(1年生時代)は、数週間前から呼吸ができなくなるレベルの自習をして、良い時は90点台を叩き出すことができていました。
しかし、基礎の単元ではなくなった現在、今まで以上の学習をしても、全く太刀打ちできないレベルに難易度が上がったなぁと、前回の考査から実感、
当然ながら出せる実力は全て出しましたが、学習時間相応の点数、及び順位を叩き出せるのか…
まぁ今は、そのテストが終わったばかり。3週間以上、ずっと我慢していたことを本気でやろうと思います。
今回は去年の記事と似たようなことをします。
部活動であきる野市某所へ、午後から蛍を見に行くという野外活動がある日でした。
去年は午前中、個人で探索しに行ってましたね。
当然ながら今年も同じように前半は個人で探索します。
今回はワカクサタケを見つけたりヤマドリタケモドキを大量収穫したり等、夢がある公園へ。
そこまで雨が多かった訳でもなかったので、軽くベニタケ系があるくらいだろうと思っていましたが…
シロハツ
小型だったのでケシロハツ、ツチカブリらへんを期待しましたが普通のシロハツ。
一般的に針葉樹林に発生すると言われますが、最近は地元の雑木林でも普通に見かけます。
自分がシロハツモドキと間違えることはないと信じますが、ここまで低地の広葉樹林ばかりで見つかると、不安になってきますw
ムラサキヤマドリタケ
去年の夏に、このフィールドで発見して大喜びしていましたが、しれっと公園の入り口からすぐの場所に生えていました。全て腐り気味でしたが。
約4日前だったら食べごろだったのでしょう。
ニオイコベニタケ
今回の探索で一番発生が多かった種でした。
ヤマドリタケモドキ
って、しれっと今年初物のヤマドリタケモドキを見つけてるやないか!
はい。去年の8月に見つけた場所だからって流石にそう簡単に見つかる訳ないでしょう、と思っていましたが普通にありました。
しかも虫食いが意外と少ない!
これはキープ確定です。
開始数十分で予想を上回る収穫となりました、これは期待できるのでは、と進んでいきます。
コオニイグチ
取り合えずコオニイグチとしましたが正確ではありません。
タマゴタケ
って、今度はしれっと今年初物、と言うか3年ぶりのタマゴタケを発見してるやないか!
はい。とんでもないぐらい久しぶりのタマゴタケを発見しました。2021年8月に富士山で発見して以来、全く確認していませんでした。
別に珍しい種ではありませんし、知名度が極めて高い種ですが、やっぱりタマゴタケってだけでテンション上がりますね!
そして普通に歩道の真横に1本だけ発生していたので、もしやと思い、歩道から少しずれた斜面を見下ろしたところ…
いや赤すぎw
そして気分も気温も熱すぎ暑すぎw
生えてるわ生えてるわ。遠くから不自然に目立つ赤いカサ、懐かしい….w
可愛らしい幼菌まで、最高じゃないか。
これはもうこの一画に何時間もいられますねw
何気に、友人から図鑑にタマゴタケは掲載していないんだ、と言われていたのでこれで掲載できますね。
こんなに状態が良好な幼菌まであるなんて…暑さなんて感じるはずもなく収穫となりました。
そして少し移動した先でもまたタマゴタケ
形がいびつすぎて面白い😛
ヒビワレキクバナイグチ
何気に人生で初発見です。
熱帯感の強いイグチですね。
ノウタケ
美形ですが既に根本は虫に食い荒らされ、収穫は断念。
どんだけ見つかるんじゃぁw
もうお腹いっぱいですよ~
と言いつつも結局採取していました。幸せすぎですこの時間。
ただツボの間からいきなりクロオオアリが出てきて、気絶しかけました。
ミドリニガイグチ
これも8月にこのフィールドで多く見つけた種です。
ニガイグチと名乗っていますが苦味はありません。
ムラサキカスリタケ
これもまた去年の8月にこのフィールドで見つかりました。
カサが派手にかじり取られていたのが惜しい。
ヒメコナカブリツルタケ
最近図鑑に追加したての種ですね。
7月上旬こそ、ヒメコナカブリツルタケの最盛期と言っていいでしょう。
ワカクサタケ
うそやろ!ってなりました。鬼暑いですし殆ど雨が降っていない状況ですよ。
流石にヌメリガサ科は厳しいだろうと思っていましたが見つかりました。それも乾燥にめっぽう弱いであろうワカクサタケ。
タマゴタケといい、テストを頑張った自分を祝ってくれているのでしょうか?
なら超嬉しい!
そんな感じで前半の個人探索は終わりました。
集合時間に丁度良い電車の時間まで、まだまだ余裕があるのでさらに移動しようとも考えましたが、あまりに暑く、生命の危機を感じたので早めに切り上げました。
そして時間を潰すため、乗り換えの駅まで乗車し、一旦降りて逆方向の電車に乗ってまた戻ったり、を2回ほど繰り返していました。
まぁそんな感じで野外活動のお時間となりました。
こんな感じの林間田園地帯で夜まで待ちます。
その間、周辺で自由に探索をしていました。
アケボノドクツルタケ
本家ドクツルタケではありませんが、超猛毒種の発見です。遊歩道の真横に悠々と純白のきのこが生えている状況で、自分なら嫌でも目に入りますが、自分と顧問以外は、特に意識していなかった様子で素通りして歩いていました。食べれば1本だろうとタヒぬのに…
ウスヒラタケ
極小ですがしっかりとシメジ臭が確認でき、秋を感じました(まだ初夏や)
ハマクサギタマゴタケ
日没後の発見だったのでボケボケですが、アケボノドクツルタケと異なり、条線があることが確認できます。そしてツバがあり、ツボも袋状のようなのでシロツルタケでもなく。
臭い、ツボの2重構造は確認できませんでしたが特徴からしてハマクサギタマゴタケでしょう。
そして辺りは闇に包まれ、ホタルの時間に。
例年はホタル観察中は厳粛に、と言われていましたが、熊の目撃情報があったようで、皆さん賑やかに行きましょう、と言われました。
静寂な森…ではなく、賑やかな暗闇でした。
そして去年は夜間の撮影に関して一切知識がありませんでしたが、長時間露光がGoproでできることを知りました。
と言う訳で釣行動画の撮影でお世話になっているGopro Hero11でホタルを撮影してみました♪
初めての長時間露光でしたが、初回でホタルの軌道が撮影できたのはなかなかいいんじゃないですかね。
ちなみにこの画像はバリバリ編集していますw
元画像がこちらです。画面の明るさを上げると、中央やや上付近に光の軌道が確認できます。
まぁホタルの画像は編集しているのが普通のようですが、本来は比較明合成という方法でやるそうです。
通常のシャッター速度で撮影した画像と、同じ場所で長時間露光をして撮影したものを合成するスタイルですが、通常のモードでの撮影をし忘れました。
そこでAfter effectsを使い、周囲の輝度を下げた後、ホタルの光をマスクで選択し、複製。それを加算でブレンドして無理やり明るくすると言う極めて卑怯な方法での編集となりましたw
ともあれ、考査後の探索はやはり幸せですね。